第1章:お風呂のつまりの原因

1.1:お風呂のつまりの原因はこれだ

1.2:お風呂の構造

1.3:お風呂のつまりの予防方法

第2章:お風呂のつまりの対策

2.1:お風呂のつまりを自分で解決するための9個の方法

2.2:お風呂のつまりの直し方

 

 

第1章:お風呂のつまりの原因

「風呂はいいねえ、リリンの産み出した、文化の極みだよ」

某有名アニメ映画のセリフをもじって、こんな格言がインターネットで生まれるほど、お風呂は日本人にとってはなくてはならないものでございます。

 

1日たっぷり働いて、家に帰って湯船に浸かり、お風呂上がりに、冷たいビールを……。これ以上の幸せはありませんよね。

 

ですがそんな素晴らしい日常生活も、突如として終焉を迎えてしまいます。

その終焉の始まりを告げるのが、そう「お風呂のつまり」でございます。

 

今回は、お風呂のつまりに関しまして、その原因と、いざつまりってしまった時の対処法をご紹介させていただきます。

 

1.1:お風呂のつまりの原因はこれだ

 

お風呂場の排水溝が詰まってしまう主な原因は排水管に蓄積した髪の毛や洗剤カス、垢、油汚れなどでございます。

排水溝に備え付けられている排水トラップの部分やトラップとつながっている排水管の内側に汚れがこびり付いてしまっている髪の毛や油汚れが水の流れる道を狭めてしまっているせいでスムーズに水が流れなくなるのでございます。

 

そうなると流れる道を塞がれた水が洗い場まで逆流してくることになりかねませんので注意が必要なのです。

 

また、水が排水される時に、排水管の内側に油脂やアカ、洗剤カス、髪の毛などが付着します。その付着した汚れをエサにして雑菌がふえてヌメリが発生し、このような汚れには髪の毛が引っかかりやすく、引っかかった髪の毛には、油脂やアカ・髪の毛などがさらに引っかかり、汚れのかたまりが大きくなってしまい、最終的には、お風呂の水が全く流れなくなる。ということも起きてしまいます。

 

また、お風呂を綺麗に掃除して湯船を張って使っている時に黒いゴミや汚れがお風呂に浮いている、という事態を経験したことのある方も少なくないのではないでしょうか?
浴槽の排水溝と洗い場の排水溝は繋がっている為、詰まりが生じてしまうと浴槽内にも水が逆流してしまうことがございます。湯船に浮かぶ謎のゴミの正体は、排水口の汚れなのです。

 

1.2:お風呂の構造

 

普段何気なく浸かっているお風呂ですが、その構造を理解している方は少ないのではないでしょうか。

ですが、お風呂構造を理解しておくと、いざお風呂が詰まった時に、お風呂場のどこで、つまりが起きているのかを把握することができますので、ぜひ知っておくと良いでしょう。

上記の画像は、お風呂の断面図でございます。

簡易的な画像ですので、ご自宅のお風呂を想像しながらご覧になってください。

 

まず注目して欲しいのが、

お風呂の洗い場と浴槽の排水経路が、地下部分で繋がっているということです。

この画像のようなお風呂が詰まった場合は、洗い場のみでつまりを起こしているのか、お風呂の浴槽のみでつまりが起きているのか、それとも両方でつまりを起こしてしまっているのか、という点に注目することで、

 

地下を通っている、排水管のどの部分で、詰まりが発生しているのか、を判別することが、可能なのでございます。

 

洗い場の方でつまりが発生している時にいくら浴槽側で対処を行なっても解決できませんので中憂が必要でございます。

 

1.3:お風呂のつまりの予防方法

お風呂が詰まってしまう原因は、主にシャンプーやリンスの、ボディーシャンプーの残りカスや、抜け毛、ふけ、あか、泥砂でございます。

 

そのため、予防法といたしましては、それらが流れていかないように気をつける。

というのが最も重要で、最もシンプルな方法でございます。

 

ですが、シャンプーやリンスなどは、お風呂に入るたびに使いますし、抜毛も仕方のないもの、気をつけろと言われたってと思った方も多いでしょう。

 

安心してください。日頃からお風呂のお手入れ・お掃除をするという予防法もございます。

 

当たり前のこと、と思われがちですが、意外と毎日のお風呂掃除でお掃除を行なっているのは、浴槽や洗い場の表面部分だけで、排水口脳はあまり手をつけていない。という方も少なくないのではないでしょうか?
先ほども申し上げましたが、シャンプーやリンスはお風呂に入るたびに使用するもの、抜毛も生きている限りは永遠に量産され続けてしまいます。

 

そういったものが、排水口に流れてしまうということは、ある意味ではしょうがないことであり、防ぎようのないことでもあるのです。

 

なので、月に一回や2ヶ月に1回でも良いので、

定期的にお風呂の排水口を市販のパイプクリーナーや重曹を用いてお掃除する習慣を身につけましょう。

 

お風呂のつまりが顕在化する前であれば、それらの対処を行うことで、お風呂のつまりを予防することができるのでございます。

 

また、お風呂のつまりを予防する方法として、ご家庭で簡単に行える方法で人気を集めているのが、髪の毛などでつまってしまうことを防ぐために、100円均一ショップで売っているような、ネットを排水口にかぶせて、髪の毛が排水菅の方に流れていかないような仕組みを取り入れている方も多いそうでございます。

 

基本的には、お風呂の排水口には排水トラップというものがあり、髪の毛や大きな石けんなどの方残りが流れないような仕組みがもともと備わっております。

 

流れていく髪の毛や石けんカスの全てをカバーすることはできませんが、基本的には、排水トラップの掃除をお風呂から上がる際に行なっているだけでも十分予防方法としての効果を上げることができるのでございます。

 

コラム:お風呂場のカビを予防する方法

お風呂のつまりを予防する方法としては、日頃からこまめにお掃除を行い、髪の毛や石けんカス、シャンプーやリンスのカスが排水口に蓄積していかないようにすることが重要でございます。

ですがお風呂の、お掃除をする際にもう一つ深刻なお悩みとなるのが、洗い場や浴槽にはびこるカビでございます。

テレビのCMなどでは、シュッとかけて、シャワーで流せばほら綺麗。となんだか簡単そうにカビを落としていますが、実際はそういうわけにはいきません。

なぜかというとカビは時間がたてばたつほど、壁の内側まで菌を繁殖させていくため、カビが生えてすぐならカビ取り剤で簡単に落ちるものの、少しでも時間が経つと簡単には落ちなくなり、またすぐ生えてきてしまうようになるのでございます。

なのでお風呂場のカビ対策には 、カビが生える前に除去することが重要なのです。

その方法は極めて簡単です。

お風呂のつまりを予防するために、お風呂から上がる際に、使用した際に落ちてしまった髪の毛や石けんカスを拾って上がること、を挙げましたが、そのついでに、冷たいシャワーを壁にかけるだけでございます。

その理由としては、非常にシンプルなのですが、単純に、浴室が暖かいとカビが繁殖しやすくなってしまうためでございます。

お風呂場にカビが発生しやすい理由は、この気温にあるのです。

お風呂は毎日使用するもの、自宅のお風呂で水を浴びる猛者はおそらくマイノリティであるため、多くの方はお湯を湯船にはるか、シャワーでお湯を使うでしょう。

そうなるとお風呂場内の気温は湿度とともに、一気に上昇し、カビが繁殖しやすい環境が見事に出来上がってしまうのでございます。

毎日のお風呂がわりに一手間加えるだけで、カビに悩まされることがぐっと少なくなりますので、ぜひお試しください。

 

第2章:お風呂のつまりの対策

2.1:お風呂のつまりを自分で解決するための10この方法

清潔なお風呂で1日の疲れを汚れとともに洗い流そうと思った時、まずみなさんが行うのはお風呂のお掃除ですよね。

 

ですが、いざ掃除を始めようとした時に湯船に溜まっている、水を排水口の栓を引き抜いて流そうとしても、全く水が流れていかない。という経験した方も多いと思います。

 

この章では、そんな時に使えるご家庭で比較的簡単にできる9個の方法をご紹介いたしますので、ご参考にしてみてくださいませ。

 

1:お湯を流す。

お風呂のつまりで、軽度な場合でしたらお湯を使った方法で、解決できる場合がございます。方法は簡単で、お湯をゆっくり流してみる。これだけ。

ゆっくり流し少し待ってまた流す、を繰り返しましょう。

これで解決すれば1番楽でございます。流しのシンクの排水口が詰まりぎみのときは、お湯を流せばたいてい直ります。お湯を流すと排水管の内側にくっついている油脂が溶け、つまりが解消されるというケースも少なくありません。

しかし、60度以上のお湯を流すとパイプや配管事態に、損害を与える危険性がありますので、大量の熱湯を流すのは控えるようにしましょう。

2:針金みたいなもので、ゴミをかき出す

お風呂のつまりの原因で多いのは、体毛のつまりです。それが、排水口から見て比較的に浅井位置で詰まっている場合は、針金のような細長いものを使って、つまりの原因となっているものを、取り除くことで、お風呂のつまりを解消することができます。

3:ラバーカップを使う

ラバーカップというのは、トイレが詰まったときに使う大きな吸盤のことを指します。お風呂にも使っていいのか?と感じる人も少なくないと思いますが、基本的に何かが詰まっているという構造は一緒ですので、排水口から圧力をかけて、つまりの原因となっているものを引っ張り出すことのできるラバーカップは、お風呂のつまりの際にも十分な戦力になるのです。

便器に使うときは便器の水が流れるところにゆっくり押し付け一気に引き上げます。1回でだめなら、2度、3度と同じことを繰り返します。

厳密には、トイレとお風呂は、構造が異なるため、トイレほどの効果を得ることは難しいですが、お風呂の場合でも軽度なものであれば対処できますので、試してみる価値はございます。

4:針金のハンガーでフックを作りゴミをかき出す

こちらは2でご紹介した方法と同じような方法ですが、クリーニング屋でもらう針金のハンガーを全体的に伸ばしてまっすぐにし、片方の先を曲げて、排水口に入るような形にした上で、排水口に突っ込んで、上下に動かしてみます。入り口に詰まっている髪の毛の固まりが針金にからまって出てきて、つまりが解消するということもございます。

それを防ぐのが、お風呂から上がる際に冷水を壁にかけることでございます。

冷たい水を壁にかけることによって、お風呂場内の気温を下げ、カビが繁殖しない環境にしておくことが、お風呂場のカビ予防にとって最も重要なのでございます。

5:ベルクロを排水口に入れて引っ張る

「ベルクロってなんだ?」と感じた人も少なくないと思いますが、日本人に馴染みのある言葉に言い換えるならば、「マジックテープ」のことです。

 

ベルクロのぎざぎざの部分に髪の毛などの細かいものを、回収することができます。排水溝のパイプの構造にもよるのですが、軽度な場合はつまりの解消をできることができるのです。

 

6:重曹とお酢を流す

重曹とお酢を使った方法というのは、普段、流しの排水口を掃除するのに使う方法として有名ですが、まず重曹を適当に排水口に入れて、そのあとお酢を入れます。

 

重曹とお酢が化学反応を起こし、泡がたってきます。その泡を閉じ込める形で栓をしめ、半日ぐらいしてから熱湯を流す。重曹とお酢の量は適当ですが、1対1ぐらいを明日の行うと良いでしょう。

単純な話、重曹とお酢の泡が、排水口や配水管内部の汚れや、お風呂がつまりを起こす原因となっているものを浮かして落とす効果があるのです。

7:塩と重曹を入れる

6番と同じ要領で、塩と重曹を排水口に入れます。30分ぐらいしたら熱湯で流します。

という方法でございます。

 

8:塩と重曹とお酢を入れる

6番と7番の合わせ技です。まず重曹を入れ、同じぐらいの分量の塩を入れ、やはり同じぐらいの量のお酢を流します。30分ぐらいしたら熱湯を流します。

 

あるいは熱湯の変わりにお風呂のお湯を流すという手もあります。塩、重曹、お酢を入れたあと栓をして1時間ぐらい置いたあとお風呂のお湯を少しためます。

 

そして栓を抜いてお湯を一気に流します。こうするとお湯がパイプを流れようとして負荷がかかるので、より配管内部の汚れを落とすことができますので、日常的にお掃除を行う際にも使って見てはいかがでしょうか?
9:パイプクリーナーを使う

多くの人が真っ先に試す方法、詰まりを取り除く専用の薬品を買ってきて流します。ドラッグストアで売っている家庭用のパイプクリーナーです。

 

苛性ソーダ(別名水酸化ナトリウム)が入っているものが効果的です。

水酸化ナトリウムは油を分解します。手作り石けんを作る時にも使う薬品です。

 

この手の洗浄剤には次亜塩素酸塩が入っていることが多いのですが、これは髪の毛を溶かします。次亜塩素酸ナトリウムは塩素のようなものです。

 

こうしたパイプクリーナーは「劇薬」ですから、ボトルに書いてある使用法を守って慎重に作業してくださいね。

 

 

詰まりをとる薬品を流して数日置いたあと、重曹やお酢を流してみるのもいいと思います。

 

2.2:お風呂のつまりの直し方

ここまで、お風呂のつまりの原因から予防方法そしてご家庭でできるお風呂のつまりの解決方法をご紹介してまいりましたが、実際の問題として、上記でご紹介した解決方法は、重度のお風呂のつまりには効果が望めないですし、さらには根本的な原因が解消しているかの判別もできないため、結局のところ、一時的な措置でしかありません。

 

お風呂やトイレは一度、つまりを起こすと、度々詰まるようになってしまう。

という話もよく耳にしますが、それはまさに、ご自分で解消しようとした結果根本的な解決ができておらず、つまりの原因となっているものの一部分は除去できたものの、他の部分がのこっていて、またお風呂を使用しているうちに同様に髪の毛や赤などが溜まってお風呂が詰まってしまう。

 

そんなことは珍しい話ではございません。

 

排水管は、地下に埋まっており、目に見えないため、素人の方がインターネットで得た知識で完全に状態を直すというのは難しいことなのでございます。

 

なので、お風呂がつまってしまった際には、原則的に専門の業者さんを呼ぶことをお勧めいたします。

 

修理業者さんを呼ぶ費用をケチって、あれやこれやの解決方法を試した結果、ひと月ごとにまた繰り返し、ということにならないためにも、少しでも異変を感じた際に修理業者さんを呼んで、状態を見てもらい、お風呂がつまりを起こしている原因を根本的に取り除いてもらうのが、長い目で見た時のコストパフォーマンスの面においても、時間の面においてもお得である。ということはしっかりと覚えておいてください。

 

お風呂のつまりの状態が、軽度な際に業者さんを呼んでおけば、費用もとてもお安く抑えることができるのでございます。