2018年10月更新

第一章:水道管の構造ってどうなっているの。

1・水道管の構造について

ご家庭のキッチンやお風呂、そしてトイレなどの水回りの全てに通じている水道管。

まさに、ご家庭の水回りを支える要と言っても過言ではございません。

水道管(すいどうかん)は、飲料水や洗濯、入浴、炊事などに必要な水を、家庭、学校、企業など、人々が生活・活動する場所に送る配管もののことを指します。

水道管の構造を知る前に、まずは、水道管の主な種類を用途別に分類することができますので、簡単にで結構ですので、覚えておいてくださいませ。

導水管

取水施設から取り入れた水(原水)を、浄水場まで送る管のことで、管ではなく開渠・暗渠・トンネルにより水を流すこともあります。

送水管

浄水場で処理された水を、配水場まで送る管のこと。

配水管

配水場から、給水区域まで水を送る管のこと。幹線となり、直接給水管を分岐しない「配水本管」と、配水本管から分岐して直接給水管を取り付ける「配水支管」(配水小管ともいう)からなる。配水本管は一般に200㎜以上の中大口径が多いのですが、事業体により異なります。水圧を均等に保ち、管内の水が滞留しないように、道路に沿って網目状に布設されている水道管でございます。

給水管

配水管から分岐して、各家庭など需要者に水を供給する管のこと。

日本の上水道の給水装置の新設や改修工事等は、水道法に基づいて指定された指定給水装置工事事業者が行うことができるのです。

基本的な流れを、言葉で説明いたしますと、

「導水管」によって、取水施設から原水を、浄水場へと送り、水を綺麗に浄水したのちに、「送水管」を通して、配水場へと送ります。配水場で、それぞれの地域ごとに使用する水量を調整しながら、「排水管」及び「排水子管」を通ってご家庭のある各地域に送り、「給水管」を通って、各ご家庭の水道に水を送るのでございます。

朝起きてコップに一杯の水を飲む際に、何気なく蛇口を回し、当たり前のように流れ出てくる「水」がいくつもの水位道管を通り、浄化されながら、ご家庭までたどり着いた水であるというのは、いささか感慨深いものがございます。

今回は、主に水道管全体の構造から、ご家庭内の水道管、いわば給水管やトイレやバスユニット、キッチンに水を送る配水管、そして使用した生活排水を下水道まで流す排水管について解説させていただき、万が一ご家庭の水回りが故障してしまった、なんだか最近水回りで変な匂いがする、などのトラブルが発生してしまった際に、適切な対処ができるよう、知識を蓄えておいていただきたいと思います。

2・図で見る水回りの基本構造

取水場からご家庭までの、水が運ばれてくる流れは、上昇部分で簡単にご説明させていただきましたが、わかりやすく画像を用いてご説明させていただこうと思います。

2・図で見る水回りの基本構造-1

基本的に、私たちが日頃使用している水の主な源は川の水でございます。

そしてその大元は、空から降ってきた雨水でございます。

ですが、もちろん雨が毎日降るわけではありませんし、川の水が火やがってしまうということもあるので、その時に備えて、私たちはダムを作り、天候に左右されずに安定した水を供給できるように調節するようにしているのでございます。

画像左上のダムから送られてきた水が、画像左中央の取水場に行き、導水管を通って浄水場へ、そこで生活にしようできる基準まで水を綺麗にした後に、送水管を通って大気ごとに設置してある、配水場へと配水管を通って送られ、そこからご家庭の給水管を通って、ご家庭の水道の蛇口やお風呂のシャワー、トイレの水として活用されているのです。

2・図で見る水回りの基本構造-2

そして、給水管によって各ご家庭に給水され、使用された生活排水は、ご家庭の排水管と呼ばれる水道管を通って、下水道へ行き、下水処理施設で綺麗な水に戻してから、また川に戻されるのでございます。

水道管と一言で言っても、様々な種類の水道管があり、それぞれがそれぞれの役割を持っているということをご理解していただけたと思います。

3・水道管の構造

さてここまでは、大枠で水道管についての解説をさせていただきましたが、実際のところこみなさんの生活にとって最も重要でかつ、故障やトラブルが起きてしまった際にまず知っておかなければならない、ご家庭の水道管である給水管と配水管について、少し詳しく解説させていただきたいと思います。

3・水道管の構造

こちらの画像の水色が、給水管でございます。給水管という水道管は、上記でもお話し致しましたが、ダムから十水上や配水管を通ってきた、綺麗な水をご家庭に流すための水道管でございます。

お風呂や、キッチン、トイレに、給水しているのがわかると思います。さらに給水管から、ご家庭に設置されている給湯器に給水を行い、そこでお湯を作ることで、お風呂のシャワーや、バスタブにお湯を供給できるようになっているのでございます。

次に、各水回りの箇所で使用した水を、下水管に送り、強いては下水処理施設に送る役割を担っている水道管が、排水管でございます。

画像の黄色い線のことを指すのですが、給水管同様、お風呂や台所、トイレなどの各水回りの箇所から、使用した生活排水を受け取り、下水管へと流していくのでございます。

そのため、トイレに流してはいけないものを流してしまった場合や、大量の油汚れをキッチンに流してしまった場合に、つまりを起こしてしまい、水回りの異臭や、ひどい時には、水が完全に流れない、水が便器から溢れ出している、などという状況の原因となっているのは、この排水管という水道管なのでございます。

ご家庭の水回りのトラブルを回避するためにも、日頃から、水に流して良いもの悪いものを、しっかりと意識して、トイレや、台所を使っていただければ、排水管などの水道管は、そう頻繁につまりを引き起こしてしまうというものではございませんので、日頃の水道習慣に注意して、この機会に見直していても良いと思います。

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第ニ章:水道管のトラブルの原因

一般的なご家庭の水道管のサイズは、直径約50mm~約75mmで、2世帯住宅で、トイレとお風呂が2つ以上ある大きなお家に住んでいる方の水道管でも100mm程度が一般的でございます。

「よく詰まる、というけど存外大きいじゃないか」と感じる人も多いと思いますが、実際、直径70mm、と言っても、大きな缶バッジ程度の大きさ、さらにイメージしやすいもので例えるならば、成人男性の握りこぶしくらいと捉えても良いかもしれません。

そう考えると、ご家庭で漁師多彩の料理カスや、油汚れ、トイレに流してしまった紙おむつや、固形物などが配水管に詰まってしまうのは至極当然のことのように思えます。

そして、水道管の中でも、キッチンはキッチン、洗面台は洗面台、トイレにはトイレと、それぞれの排水管が通っているのですが、それらが単体でトレブルを起こした、要するにトイレからご家庭の排水管に送る間にある配水管部分で、つまりをはじめとしたトラブルが発生した場合でも、不具合が起きた場所が一時的に使用できなくなるなど、のトラブルにしかなりませんが、同じ水道管でも、排水管でつまりを起こしてしまうというのは訳が違います。

上述した通り、排水管はキッチンやお風呂やトイレなどからそれぞれ伸びていて、最終的に一本の水道管となっているため、排水間の位置によっては、それらの水回りの機構がすべて使えなくなってしまうという事態にもなりかねないのでございます。

詳しくは下記の項目で解説いたしますので、この章では、水道管のトラブルの主な原因を正しく理解し、具体的な対応方法を身につけておいてください。

1・水道管のトラブル原因

トイレの流れが悪くなった、台所やキッチン、洗面台の流れが悪いなどの症状が現れた際、多くのご家庭では、市販の薬品やご家庭にある道具を使って解決することを真っ先に考えるのではないでしょうか?

これは、どんな水回りのトラブルにも共通して言えることですが、水回りのトラブルを解決する際には、そのトラブルの原因を正しく把握し、その原因に合わせた解決方法で対処することが重要ということは覚えておいてください。

間違った方法で無理に対処してしまうと、事態を悪化させてしまう可能性がありますので、下水管のトラブルが起きた時に備えて、どのような原因で水回りのトラブルが発生してしまうのか、予備知識として押さえて起きましょう。

水道管・排水管のつまりの原因として、多くあげられるのは以下のものになります。

  • トイレから流れたオムツ等、水に溶けないもの
  • 排泄物とペーパーが絡み合った汚物
  • 台所の排水溝から流れた油
  • お風呂場から流れた髪の毛と皮脂が混ざった汚れ
  • 植物の根
  • 排水桝の破損(モルタルの破片)
  • 排水管の勾配不良、割れ(破損)
  • 排水水中ポンプの不具合(地下がある建物の場合)

「給水管」が「飲み水」を供給するのに対し、「排水管」は物を洗うなどして汚れた「下水」を運搬するためのパイプです。

二つのパイプの最大の違いは給水管には水を運ぶための圧力がかかっているのに対し、排水管には圧力がかかっておらず、川のように低い方へと水が流れる仕組みになっていることです。その為、排水管がつまってしまった場合、圧力で自然につまりが抜け、流れが回復することが少ないのが特徴なのです。

水道管(排水管)のつまりの原因のほとんどは、キッチンや洗面台、そしてトイレなどに、つまりの原因となるものを流してしまうことが、原因となります。

特に多いのが、トイレに紙おむつなど、トイレットペーパー以外のものを流してしまった場合や、台所に日常的に油を流してしまっている場合でございます。

特に「油」に関しましては、普段意識せずに流してしまっている人も多いのではないでしょうか。もし、油をシンクに流していたり、トイレにトイレットペーパー以外のものを流してしまったという心当たりがある方は、それらを控えるだけでも、排水管のつまりの予防に効果的ですので、ぜひお試しくださいませ。

2・水道管が詰まってしまったらどうなるのか

こちらは簡単に上述しましたが、水道管すなわち給水管や排水管は、キッチンやお風呂トイレなど、ご家庭の様々な箇所につながっているため、水道管の給水管が何らかのトラブル起こして、水が流れなくなれば、ご家庭全体の水道が流れないようになってしまいますし、

ご家庭の排水管が、キッチンから流した油や、トイレに流してしまった紙おむつなどが、原因でつまりを引き起こしてしまうと、ご家庭全体の生活排水が、水道管を通って下水道へと流れなくなってしまいます。

水道管のつまりや、故障などのトラブルは、排水管や給水管の位置によって費用が変わるために、一概に金額のことは言えませんが、そんなトラブルは怒らないに越したことがありません。

ですので、上述した、水道管のトラブルの原因になってしまう行為を日常的に行っていないかを、確認していただくと良いと思います。

3・水道管の構造、戸建住宅・集合住宅の違い

給水管や排水管をはじめとした、ご家庭の水道管は、一戸建ての家屋であれば、床下など、マンションなどの集合住宅であれば、壁の中に埋まっているというケースが、多炒め、なかなか目視でその状況を確かめることが難しい、という特徴があります。

マンションなどの水道管も当然一般住宅のように、トラブルを起こしますが、ここでは戸建てとの違いについて解説させていただきます。

戸建て住宅の場合は、キッチンやお風呂などの水回り設備からの排水溝が、地下の排水管へと合流します。

ところがマンションなどの場合は、各部屋が排水管を共有する構造になっている場合が多いのでございます。

ですから他の部屋が誤ってモノを詰まらせるなどした場合には、別の部屋も影響を受けてしまいます。

上の階の住人がモノを詰まらせてしまい下の階まで水漏れをさせてしまうのは、代表的なトラブルですので、被害を被った経験のある方も多いのではないのでしょうか?

マンションではトイレにモノを詰まらせてしまい、水が逆流してしまうというトラブルも多くなっていますし、一時的に多くの部屋が大量の水を流してしまい、排水管内が飽和状態になりお風呂の排水口から水が噴き出してしまうトラブルもあります。

ここまで読んで「よその部屋が起こした問題で被害を受けるなんて、集合住宅は損だ」と思われた方も多いでしょう。

しかし良いこともあるのです。

それは高圧洗浄などを用いた定期的なメンテナンスが入る、ということです。

特に管理組合がある分譲マンションの場合は、きちんとしたメンテナンス計画が立てられていることが多いはずです。

それに比べて一般家庭の場合は下水のつまりなどに通常は頓着していませんから、定期的なメンテナンスはほとんど入りません。

現在マンションにお住まいの方の中には、水回りのトラブルに多少なりとも不安を抱えている方がいるかもしれませんが、集合住宅では排水管に定期メンテナンスをおこなってくれるというメリットがあるのも、覚えておくと良いでしょう。

・水道管がつまりを起こした際の場合の対処方法。

ここまでの記事を読んでいただけた皆さんは、だいぶ水道管や、ご家庭の給水感や排水管の構造と仕組みをご理解いただけたと思いますが、

『下水管のつまりが発生してしまった時には、無理をせず修理業者を頼りましょう!』

これは絶対に覚えておいてください。

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第三章:まとめ

第三章:まとめ

キッチンや洗面所、お風呂やトイレなどのご家庭の複数の箇所が、何らかの原因でつまりを起こし流れないという場合は、

深く悩まずに修理業者さんを呼びましょう、普段目に見えない水道管や配水管の問題も、日頃から研鑽を積んでいる修理業者さんにお任せすれば、すぐにつまりの原因を究明したうえで、そのほかの部分の、近い将来トラブルに発展しそうな箇所も見つけ出して、対処していただくことが可能でございます。

もしどうしても、ご家庭で修理を行いたい場合は、まずは原因の特定をしてください。

まずは、何処の箇所でつまりや、水の流れが悪くなるなどの問題が起きているのかを確認しましょう。


水道管がつまりを起こしている原因がわからない、という方は無理せずに修理業者さんに連絡するのが懸命です。

トラブルの起きている箇所が、トイレやお風呂、キッチンなど一箇所の場合は、その箇所の配管に問題のある可能性が高いので、トラブルの起きている箇所に応じて対処を行う必要がございます。

トラブルが二箇所以上で起きている場合、例えば、トイレとお風呂の水の流れが両方とも悪い場合や、お風呂場を使用した際にお風呂場とは全く異なる場所で、ゴボゴボと異音がするケースの場合、水回りの各配水管と下水道をつなぐ、下水管(排水管)に問題が生じている可能性が高く、対処せずに使用を続けてしまうと、完全に水が繋がれなくなってしまうなど、重大な問題につながってしまう可能性がございますので迅速な対応を心がけましょう。

ご家庭で、対処される場合は、ホームセンターで手に入る、パイプクリーナー系の薬品を用いることが一般的です。

しかし、薬品を用いた方法は、つまりの軽度な状態には効果が期待できますが、完全に水が流れない、水の流れが非常に悪いなどの重度のつまりの場合は、あまり効果が期待できず、それ以上の作業となりますと、高圧洗浄機や、ワイヤーブラシなどを用いるため、市販の薬品で効果が出ない場合は、修理業者にご相談することをお勧めいたします。

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