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こんにちは。本日はタイトルにも書かせていただきました、キッチンの油汚れ、放っておくと大変なことに!?に関して、自分の思うように書いていこうと思います。
皆さん、キッチンってどの程度の頻度でお掃除をされてますでしょうか?
自分は週に1回やればいい方で、だいたい皆さんも、その程度の頻度でお掃除をしているのではないでしょうか?
ただ、キッチンの掃除ってどこからが綺麗にしているのか?という線引きが難しい場所でもあります。
リビングなどと違って、目に見えない部分の掃除スペースが多いからです。
シンクや、コンロ回りだけであれば、市販のクリーナーを使えば、綺麗に取り繕うことは可能です。しかし、排水口や、排水管、コンロの裏、換気扇など、下手したら
大掃除でしか掃除をしないような場所も多々あります。ですので、キッチンの掃除というのは難しいと思います。
その中でも、キッチンとは切っても、切っても切り離せない油汚れに特化をしたお話をしていきたいと思います。
目次
第一章:キッチンが汚れてしまう原因
キッチンが汚れてしまう原因ですが、原因は拭いて終わりという掃除では取りきれない部分が多いからだと思います。
特殊なクリーナーを使ったりしないと綺麗にならない部分が多いと思います。
そんなキッチン汚れの代表的なものを下記に書いていこうと思います。
1・水垢
まず、キッチンといえば、水回りということで『水垢』ですが、水垢とは何なのか?というところから書いていこうと思います。
水垢とは、キッチンで言いますと、シンクの中でみられることが多いのですが、乾いた時に発生する、白い鱗のような、白い粉のような跡のことを言います。
水垢自体は不衛生なものではなく、主成分は石灰です。
これは皆さん、びっくりしたのではないでしょうか?
水回りでは必ず発生しますし、あまり良いイメージではないのが水垢ですが、不衛生なものではないということは知っておいても良いかもしれません。
水垢の掃除方法ですが、『お酢』が一番です。
『クエン酸スプレー』なども、ドラッグストアなどに行けば存在しますが、ここは家にあるものでもできる、お酢スプレーを紹介したいと思います。
- 霧吹きやスプレーボトルを用意します。
- 容器にお酢300ml、水150mlを入れ振ります。
- これでお酢スプレー(クエン酸スプレー)の完成です。
このお酢スプレーを水垢が気になる部分に吹きかけ、その上からラップをし、
1時間ほど放置します。時間がたったら、ラップを剥がし、歯ブラシで
擦ってみてください。水垢が取れると思います。
これでも取れなければ少量の『重曹』をふりかけて擦ってみてください。
これで取れない水垢はないと思います。
お酢スプレーと、重曹があれば、水垢だけではなく、排水口のぬめりや、石鹸カスの掃除もできてしまいます。除菌効果もあり、キッチン回りを清潔に保つことにもつながるので、皆さんやってみてください。
2・カビ
次に、キッチン、水回りと言えばカビです。
換気ができてない、掃除を怠っていると発生してしまうカビですが、キッチンですと排水管や排水口周り、水道周りのゴムパッキン、コンロ回りの食材汚れ、といろいろなところに発生する可能性があります。
カビが発生するにはいくつか条件があります。
湿度80%以上、温度20度から30度、汚れや、ほこり、空気に触れることができる。
というのが、カビが発生しやすい場所になります。
見ていただければわかるように、だいたい家なら年中この条件を満たしているのではないでしょうか?
浴室であれば浴室乾燥機などを使えば、湿度を下げ、カビの発生を防ぐことができますが、キッチンではそのようにいきません。
常に水は使いますし、なかなか、発生しないようにすることは難しいです。
特に黒カビは防ぐことが難しく、一度発生をしてしまうと、特殊な薬剤を使わないで取りきることが難しいカビになります。
カビの掃除方法ですがキッチンハイターやカビキラーを使いましょう。
これも、お酢や重曹で代用をする方法をよく見ますが、正直、カビには効果が少ないように思います。
その他の滑りや水垢には効果抜群なのですが、カビには効果が薄いです。
ですので、ドラッグストアで『カビキラー』や『キッチンハイター』を買いましょう。
こちらの2つですが、薬品ですので、必ずゴム手袋をはめてから使用するようにしてください。
まず、キッチンハイターやカビキラーの使い方ですが、カビに向けて、キッチンハイターの原液を塗りこむだけです。塗りこんでから20分ほどでふき取って終わりです。
これでカビを根本的なところから死滅させることができます。
上でも書きましたがこの際に必ずゴム手袋をするようにしてください。
キッチンハイターやカビキラーは塩素系の薬品なので、皮膚を溶かし、重傷になるとやけどをしてしまうことがあります。
そういう危険性があるので十分に注意をして使ってください。
効果は抜群なのですが、あくまで薬品ですので気をつけてください。
そして、臭いも少し気になりますので換気は必ず行ってください。
あとは排水口に10円玉やアルミホイルを入れて排水口周りのカビの繁殖を防ぐ方法もあります。銅やアルミは水に触れると金属イオンを発生させます。
この金属イオンは、カビ菌を含む雑菌の繁殖を防ぐ効果があります。こちらは置くだけで大丈夫なので、皆さん、是非お試しください。
3・油汚れ
最後に油汚れですが、これも料理をする限り必ず発生するものです。
これも、完全に取りきることは難しく、細かく遠くに油が散っていることもあります。
なんで少し離れた冷蔵庫に油が散っているんだろう?と感じたことがある人もいると思います。
食用油、肉の油など様々な油が飛び散るのがキッチンです。
掃除はこまめにやっておきたいものですが、なんせ、油を落とすのが難しく、時間がかかったり、手間がかかるので、何回に一回やればいいやという気持ちになり、そういう気持ちから一か月に一回となり、ドンドン掃除をしないようになるのがキッチンであり、キッチンの油汚れだと思います。
油汚れの落とし方や予防方法に関しては後述させていただきます。
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第二章:油汚れを落とすための方法
油汚れの落とし方ですが、様々な方法が存在するのを皆さんはご存じでしょうか?
そんな中でも、代表的な油汚れの取り方をいくつか書いていこうと思います。
1・熱湯で油を浮かす
簡単な油汚れにはこれが一番効果的なのではないでしょうか?
油は高温でないと取れませんので熱湯で溶かすという作業が一番お金もかからないですし、簡単な方法と言えるでしょう。
しかし、熱湯を使うとなると、やけどの危険もあるので、使える場所が限られてしまうのと、シンクの劣化に繋がるのでシンク内ではできないのが一つネックになります。
熱湯もおすすめですが、同じ熱いもので水分を使うものであれば、電子レンジで、加熱をしたおしぼりがおすすめです。
やけどをしてしまうのでビニール手袋をして、アツアツのタオルでいろんなところを拭くと、頑固でなければある程度の油汚れは取れるはずです。
その日の油汚れなどにはこれが効果抜群です。
食事が終わり、テーブルなどを拭いたついでなどに、この作業をするとストレスなくできますのでおすすめです。
細かな油の粒子は空気を使って様々なところに付着します。
放っておくと悪臭を放つ原因にもなるので熱湯タオルや雑巾で拭けるのであれば、すぐに拭いておきましょう。
布製品は拭くことができませんが、床や収納ボックス、テレビなどの家電は拭くことが可能です。
水拭きでは効果が半減してしまうので、必ず熱湯タオルで拭いてください。
2・重曹を使う
重曹は油汚れにはかなりメジャーな便利アイテムになります。
まず、重曹のいいところですが、実際に食品として使い、人間が口にいれても安全というのは強力なクリーナーと違って、誰でもが安全に作業をすることができます。
最近ではあらかじめ重曹が溶かされているスプレーなども100円均一で売っていたり、手軽にどこでも入手することができます。
そこまで面倒でなければ、スプレーは自分で作ってしまいましょう。
霧吹きやスプレーボトルは100円均一に売っています。
作り方ですが、スプレーボトルに水300ml、重曹を小さじ2杯いれて、よく混ぜて完成です。
一工夫として、この重曹水の中に数的アロマオイルを入れておくと、掃除後に部屋がいい匂いになるのでおすすめです。是非、やってみてください。
そして、しつこいキッチン油汚れには、重曹水に1日漬け置きしたりスプレーをした後、歯ブラシで擦ってみましょう。びっくりするくらい汚れは落ちます。
まだ試したことのない方は一度やってみてください。
重曹の使い方を書いてみたのですがいかがでしたでしょうか?便利で安全なものですし、安価です。
一家に一つあれば便利だと思いますので、皆さん是非お試しください。
3・セスキ炭酸ソーダを使う
これもかなりメジャーな油汚れを落とす薬剤になります。
上に書かせてもらった、重曹と炭酸ナトリウムを合わせたものになります。
炭酸ナトリウムですが、「塩」なので重曹さえあれば、自宅で作ることも可能です。
そして重曹同様にセスキ炭酸ソーダも、安全性の高いものになりますので、使っていて安全なものとなります。
こちらもコンロや、換気扇の汚れを落とすのに最適なものになります。
自分の中ではセスキ炭酸ソーダよりも短時間で効果があると感じているので、セスキ炭酸ソーダを溶かした水をキッチンに霧吹きをし、キッチンペーパーなどで蓋をし、2時間ほど放置します。そのあと、歯ブラシで擦りながら、お湯で洗っていきます。
そうすると、綺麗に油汚れは取れてくれます。セスキ炭酸ソーダには防カビの効果もあるので、定期的にやってもいいでしょう。
セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方ですが、水500mlとセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯をスプレー容器に入れてしっかり混ぜて完成です。
酷い油汚れには絶大な効果を発揮するセスキ炭酸ソーダスプレーですので、是非、一家に一つ置いてみてください。重曹スプレー同様に力になると思います。
第三章:油汚れを放置してしまうと
どうしても放置しがちな油汚れですが、放置をしてしまうとどうなるのか?というのを本章では書いていければと思います。
1・悪臭を放ち始める
これが一番の問題です。もう、臭いが発生しているというレベルはアウトです。
魚や、油を多く使った料理をした後になかなか臭いが取れないという経験をした人は多いのではないでしょうか?
これは小さな油の粒子が空気中を漂って部屋のいたるところに付着し、空気中の酸素と結びつき悪臭を発生させています。
何日か経ったら臭いは消えると思っている人は、それは間違いです。
そう思っているのはあなたが、その臭いに慣れているだけであって、第三者が部屋に入ってきたら必ず臭いでわかります。
キッチンは玄関に近い場所にあることが多いです。お客さんを招き入れる際に、臭いで相手が嫌な思いをするのは避けたいものです。
魚や、肉を使った料理をするなとは言いませんが、どのようにして、油のにおいが部屋に充満するのか?ということは、わかっていただけたと思います。
もうついてしまった臭いはどうすればいいのかという問題ですが、布類に関しては洗濯やクリーニングに出すことをおすすめします。
洗ってしまえば臭いは一度リセットできますし、臭いを取るにはその方法しかありません。
時間がたち臭いがこびりつく前に早めのクリーニングをしていきましょう。
あと、臭いが着かないようにするということでの予防面ですが、料理をする際に少し窓を開けたり、換気扇を最大で回したり、リビングとキッチンの扉を閉めるなどすれば、臭いの充満をかなり抑えることができます。
空気中の臭い成分が多くなればなるほど、臭いはきつくなりますし、臭い移りがしやすくなります。100%防止ということはできませんが、ある程度防ぐことはできます。
臭いというのは人の第一印象に大きく関わります。異臭がしないように気を付けていきましょう。
2・換気扇が機能しなくなる
これもかなり、放っておかないとこのようなことにはなりませんが、換気扇なんてめったに掃除しないという人には他人事ではないように思います。
換気扇が故障とまでいくことはあまりないですが、換気機能しなくなることはよくあります。
綺麗な状態が100%だとすると50%くらいになってしまうということです。換気扇はプロペラが回り、室内の空気を室外に出しています。
このプロペラに油が不規則に付着し、プロペラの回転バランスがおかしくなり、本来の換気扇のパワーを出すことが難しくなるのです。
パッと見なかなかわからないかもしれませんが、換気扇が「ぐぉー」「ぶぉー」という音がしだしたら怪しいと思ってください。
その段階ではかなり汚れてしまっているのでセスキ炭酸ソーダ水と歯ブラシを使いすぐに、換気扇の清掃をすることをおすすめします。
臭いや悪臭と違い、万が一火事になった場合他人にも迷惑がかかり自分だけの問題ではなくなります。
そういうことを考えるとしっかり掃除をしないといけないのだ、ということをわかって貰えると意識が変わるきっかけになるかもしれません。
自分のスタイルで自由なのは結構ですが、他人に迷惑をかけてはいけません。そういう意味でも清掃はしっかりとしたいものです。
似たような話になりますが、換気扇が機能しなくなると、空気が悪くなり、カビも発生しやすくなります。あまり、衛生的によくない空間に自身が住むことになります。
あまり深く考えてないかもしれませんが、このようにして改めて文章にしてみるといい気分にはなりませんよね。
3・調理時の炎が引火する
調理時の炎が引火するトラブルですが、これも危険なので気をつけなければなりません。
よく、飲食店で聞くのが、換気扇ダクト内のこびりついた油に引火をして火災になりということです。自宅のキッチンではそこまで火柱が立つような、料理はしないかもしれませんが、特別な、料理や、フランス料理などで、フランベをしたりする場合には注意が必要です。
飲食店と違い、換気扇ダクトなんて一般家庭では掃除をすることはありません。思ったよりここに油汚れが溜まっていることがあるようです。
換気扇のダクト内部までは自分では確認できないので定期的に、人の手を借りたり、業者を呼んだりして綺麗にしておきましょう。
汚い中華料理屋の外の換気扇のようになることは無いと思いますが、ダクト内は比較的すぐに、汚くなります。気にかけておいてほったらかしにしないようにしてください。
万が一、ほったらかしにして、燃えてしまったら自分では対処ができないのが、油汚れに関する火災です。
水と油というくらい相性が悪いので、絶対に油火災には水をかけないでください。火災がもっと大変なことになります。
どういう風になるのかイメージができない人は、「火災 水 油」で検索してみてください。
どう、危険なのか?というのが思っていたい以上に悲惨なことになるのがご理解できると思います。
油が原因で火災が起こってしまったら、消火器があるなら、消火器、消防署へすぐに連絡をすることを心掛けてください。被害を最小限に抑えるためです。毎年、油が原因の火災に水をかける人がいるので、間違った知識だと理解しましょう。
4・掃除方法と予防方法を確認
掃除方法は少し上にも書かせてもらいましたが、セスキ炭酸ソーダを使う方法が手軽で一番安全だと思います。
簡単に綺麗になりますし、スプレーをし、放置でも十分効果があるからです。
やはり、面倒な掃除のやり方だと、長続きはしません。
長続きする秘訣は、簡単なことと、時間がかからないことです。
セスキ炭酸ソーダ水の霧吹きを作っておけばスプレーをするだけですし、このスプレー、簡単な油汚れなら吹きかけて、すぐふき取るだけでも取れます。
すごく便利ですし、簡単に作ることができるので作ってみてください。
予防方法ですが、これは上にも少し書きましたが、100%というものは存在しません。
これもこまめに意識をして、油汚れが溜まらないようにするしかありません。
お湯で絞った雑巾でこまめに拭いたり、キッチンの空気がこもらないように、窓を開けたり、換気扇を回したり、できることを気づいた時にこまめにやるしかありません。
掃除方法は簡単ですが、予防方法は手間ややることが多かったりしますので、この予防と掃除をバランスよく組み合わせていきましょう。
意識としては、今週は炒めモノや揚げ物が多かったので、セスキ炭酸ソーダを使って、漬け置き掃除をしよう。
今週は鍋や油を使わない料理が多かったというのであれば、熱湯で絞った雑巾と、重曹スプレーにしようといった感じでバランスを取った、掃除と予防をしてください。
上記に書いたのはほんの例ですが、上記のように、自分の中でルールを作っておくと、
比較的スムーズに掃除ができたり、気持ちの面でも楽になります。
意識一つですが、このようなお掃除ルーティンを作っておくことを自分はおすすめします。
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第四章:まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分なりのキッチンの汚れへの対策を書いてみました。
書きながら、ルールを作ったり、改善方法を提示していますが、何もやってなかった人には、いきなり全部改善しろ。というのは不可能だと自分もわかっています。
いきなり全部を改善することは難しいかもしれません。1つ1つ自分のできそうなところから、油汚れに向き合ってみてください。
そんな中で掃除が日常の一つになり、慣れてくれば、少しずつやることを増やしていき最後にはルーティンを作るところまでたどり着けるはずです。
自分はこのルーティンができるまでに半年かかりました。焦らずやっていきましょう。
また、汚れの原因や、気をつけなければいけない油汚れや、掃除、予防方法を知れば、考え方も変わってくると思います。
掃除をしないと危険だということや、リスクがあるということを知れば、放っておけばいいやという気持ちにはならないでしょう。そう思うことがまずは大切です。
掃除をすればすっきりする気持ちもこまめに掃除をしていれば味わうことができると自分は思います。この気持に目覚めることができればもう掃除は苦ではありません。
常にキッチンをはじめ、部屋をきれいにしておくということが、プラスかマイナスかでいうと絶対プラスです。
部屋がきれいだと気持ちも落ち着きます。誰かが家に遊びに来ても嫌な気持ちにはなりません。
自分は男ですが、女子の部屋に行った時に、キッチンが臭い、油汚れがひどい、汚いというのは、いくら可愛い女の子でも完全にマイナス評価になってしまいます。
人間である限り、汚い、臭いが好き!という人はいません。
これは男と女が逆でも変わらないと思いますし、人間であれば平等に感じる美的感覚だと思います。
大切な人を家に招待する前に改善をし、良い評価がもらえるようなキッチンにしましょう。
他人の評価を気にするわけではありませんが、できることをやってないで、マイナス評価を受けることはあまりうれしい事ではありません。
そういう意味でもキッチンの掃除はしっかりして清潔なキッチンを保つようにしましょう。
長文になりましたが、最後までご愛読ありがとうございました。キッチンの油汚れに是非役立ててください。