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洗面台が壊れる等のトラブルが起こった際には交換を検討するかと思います。洗面台を修理しようと思ったときに修理代が高い場合には、いっそのこと洗面台を交換した方が安上がりということも少なからずあるのです。しかし、洗面台の交換を適当な業者に依頼すると高い料金が請求される可能性もあります。そのため、安く仕上げるためには、洗面台の交換を自分で行うという選択肢もあるのです。そこで今回は、洗面台の交換は素人でもできるのか?ということを紹介していきます。

 


 

第一章:洗面台の交換、自分で出来る?

第一章:洗面台の交換、自分で出来る?

洗面台の交換を自分でやることは不可能なことではありません。しかし、交換をする前に洗面台について知っておくべきです。また、自分で洗面台を交換するのなら、新しい洗面台を購入する必要もあります。そこでまずは、洗面台の種類や交換するタイミングなどについて紹介していきます。

1・洗面台の種類

1・洗面台の種類

洗面台の種類は思っている以上に多く種類があり、それぞれに特徴があります。洗面台を交換するときには、どの種類の洗面台にしたいのかを検討するべきです。ですので、ここでは代表的な種類の特徴を紹介していきます。

・ユニットタイプ(据え置き型)

洗面台の中で最も一般的なのがユニットタイプです。収納キャビネットに、洗面ボウルが直接取り付けてあります。また、水栓金具や鏡、照明などで構成されています。このタイプは間口サイズごとに商品が揃っているため、空間に合わせる形で洗面台を選ぶことができます。また、収納ユニットの部分を組み替えることができる洗面台もあり、お気に入りのコーディネートをすることができるのです。

・カウンタータイプ

カウンタータイプとは、壁にカウンターを取り付けて、そこに洗面ボウルや鏡、収納ユニットなどを組み合わせることができます。これもまた空間に合わせて自由に設定することができるのが特徴です。組み合わせ次第で自分の好みの洗面台にすることができます。

・システムタイプ

イメージとしてはシステムキッチンと同じタイプです。収納キャビネットや鏡、照明、水栓金具などを自由に組み合わせることができ、脱衣所や洗面所の大きさに合わせた洗面台にすることが可能です。

・ユニバーサルデザインタイプ

ユニバーサルデザインとは老若男女や障害、能力に問わず利用することができる設計のことです。そのため、ユニバーサルデザインタイプは誰でも利用できるように設計されたデザインの洗面台です。車椅子でも使いやすい形状になっていたり、ボウルの高さを変えることができるようになっていたりします。

・セカンドタイプ

洗面室ではない場所向けの洗面台がセカンドタイプです。ベッドルームや子供室、廊下などに設置する人がいます。コンパクトなタイプが多く、手洗い用や化粧用として使用する人が多いです。

2・洗面台を交換するタイミング

2・洗面台を交換するタイミング

洗面台を交換するタイミングとしては寿命で壊れたタイミングがベストです。洗面台にも耐用年数があり、寿命があります。もちろん、平均寿命よりも早く寿命になるパターンもあります。洗面台が劣化してきたら、水漏れなどのトラブルに発展する前に交換するのがおすすめです。

・洗面台の平均寿命

洗面台では頻繁に水を流すため、長年使っていると劣化してきます。洗面台の平均寿命は20~30年と言われています。しかし、必ず寿命が20~30年であるわけではありません。例えば粗悪品であったり、使い方が雑であったりした場合には平均寿命よりも早く劣化してトラブルの原因となりかねません。そのため、基本的には20~30年の耐用年数として覚えておいて、劣化の状況に応じて交換するべきです。

・洗面台交換が近いサイン

洗面台の交換をするタイミングとしては以下のサインが出たときです。


・洗面器(洗面ボウル)にヒビが入っている


・水漏れしている


・蛍光灯を交換しても照明が点かない


・鏡が割れている

これらの状態になったら洗面台の交換を検討するタイミングです。とくに水漏れしている状況なら早急に交換するべきです。他にも、現在の洗面台に不満を感じるようなら交換を検討するのもありです。

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3・洗面台を購入する

3・洗面台を購入する

洗面台を交換するのなら、洗面台を購入する必要があります。洗面台のタイプごとに多くの商品が販売されています。数多くある洗面台の中から、自分のライフスタイルに合わせて洗面台を購入して交換するべきです。

・購入する時のポイント

洗面台を購入するときのポイントは、スペースや空間を意識して検討することです。洗面台を設置する場所は決まっていると思われます。設置するスペースや空間と使い勝手を組み合わせて、具体的に購入する洗面台を決めることができます。まずはどのタイプの洗面台にするのかを決めて、その後にスペースや機能を含めて洗面台を選んでください。

・間口を確認しておくべき

洗面台を購入するのなら、間口をしっかりと確認しておくべきです。洗面台を購入する際に、サイズがわからなければ購入できません。間口が合わない洗面台を検討しても無駄であり、設置することができないのです。そのため洗面台を購入する時には、自宅の間口を確認しておく必要があるのです。

・洗面台の主要メーカー

日本国内で洗面台を提供している主要メーカーは5つに絞ることができます。


・TOTO


・LIXIL


・Panasonic


・NORITZ


・クリナップ

上記の5メーカーが国内主要メーカーです。もちろん、主要メーカー以外にも洗面台を提供している会社はあります。しかし、上記の主要メーカーから洗面台を選ぶのがおすすめです。

主要メーカーの洗面台であれば取り扱いしている会社が多く、部品交換や修理の際の心配がありません。なぜなら、マイナーメーカーだと部品を取り寄せるのが大変だったり、修理対象ではなかったりすることがあります。ですから、主要メーカーの洗面台を選ぶのがおすすめなのです。

・実物を確認するべき

洗面台を購入するのならホームセンターやショールームに足を運ぶべきです。洗面台の実物を見ることで、購入した後のイメージがわきやすいです。また、ショールームでは説明を受けることもできます。これは、洗面台の機能や特徴をメーカーの人が説明してくれるのです。購入する時の参考にすることができます。

・見積もりを取る

洗面台を購入するのなら見積りを取るべきです。同じ製品だったとしても、取り扱っている店舗によって価格が異なります。そのため、見積もりを取って安く購入するのがおすすめです。

また、その際の見積もりで業者による設置を加味した見積もりを出すことで、実際自分でやるか依頼するかの指標になりえると考えられます。

また、自分で洗面台を交換するのならネットで購入する方法もあります。自分で交換するのであれば、洗面台自体が手に入ればいいのでネットで購入することができるのです。ネットであれば一昔前の洗面台などもあり、割安の

洗面台を探すこともできます。

第二章:洗面台を交換する

第二章:洗面台を交換する

洗面台の種類や購入についてはわかったと思います。購入した後は自分で洗面台を交換できるのかが問題です。そこで、自分で交換するための心得や必要なモノなどについて紹介していきます。

1・自分で交換できるのか

1・自分で交換できるのか


洗面台を自力で交換することは可能です。
洗面台の交換を業者に依頼すると場合によっては高い工賃が請求されます。しかし、自分で交換をすることで工賃を省くことができて、少しでも安く洗面台を交換したいと考えている人にはおすすめです。

・洗面台の交換の注意点

自分で洗面台を交換する場合の注意点としては、既設の洗面台の処分についてです。業者に依頼すれば、取り外した洗面台を処分もしてくれます。しかし、自分で洗面台の交換をするのであれば、自分で洗面台を処分する必要があります。洗面台を自分で交換するのなら、洗面台の処分ができるのかを検討しておいてください。ちなみに、粗大ゴミとして処分する方法や、ゴミ処分場に持ち運ぶことで処分することができます。

・洗面台の取り外し

洗面台の交換をする場合、まずは現在使用している洗面台を取り外す必要があります。洗面台の取り外し時には、元栓を止めて管内の水を止めることを忘れないでください。洗面台の取り外しは、鏡のパネル・止水栓・水栓金具・排水の順番で外していくことになります。洗面台の取り外し自体は、比較的簡単にできます。

・新しい洗面台を取り付ける


①位置の確認

新しい洗面台を取り付ける場合、まずは洗面台を据え付ける位置を確認します。給水・給油管の位置を採寸して、位置に合わせて本体の給水・給油の配管位置を決めていくのです。また、配管位置には止水栓が通るように、穴を空けておく必要があります。


②水栓金具の固定

水栓金具は本体に取り付ける前に組み込んでおくべきです。水栓金具を固定する時には、しっかりとナットを締めるのがポイントです。締め付けが十分でない場合には、キャビネット内部に水漏れすることがあります。


③壁に固定

洗面台を壁に固定します。洗面台を壁に固定する際には、水平に据え付けるのがポイントです。あて木などを利用して水平になるように調整してから壁に固定してください。


④連結管・排水トラップの取り付け

壁に固定できたら連結管の取り付けを行います。止水栓と洗面台本体の水栓の距離に合ったベンリー管を取り付けるのです。しっかりと取り付けないと漏水の原因となるので注意してください。

その後、排水トラップを取り付けます。排水口と排水管の間に取り付けるのが排水トラップです。各部のパッキンやナットは確実に締め付ける必要があります。締め付けが緩いと水漏れの原因となります。


⑤鏡を取り付け完成

最後に化粧鏡を取り付けて洗面台の交換は完成です。完成したら、通水検査や照明の点灯などをチェックしてください。このように、自分で洗面台を交換することは可能です。工賃を節約するためであれば自力で交換を試みてみるのもおすすめです。

2・交換するために必要な道具

2・交換するために必要な道具

洗面台を交換するためにどんな道具が必要なのかを紹介していきます。洗面台は毎日使用するものです。そのため、交換を始めたら1日で完成させる必要があります。ですから、洗面台を交換する時は、必要な道具をすべて揃えてから行うようにしてください。

・必要な道具


①取り付ける洗面台

交換するためには、新しい洗面台が必要です。新しい洗面台を購入する時には、間口をしっかりと確認してから選ぶように注意してください。


②モンキーレンチ

しっかりと取り付けするためにはモンキーレンチが必要になります。連結管や排水トラップを取り付けるために必要です。


③シールテープ

水道工事をするときの必需品がシールテープです。配管の接続部分に生じたすき間を埋めるために使用します。


④立水栓レンチ

立水栓レンチは狭い場所で水栓を取り外す場合に必要な道具です。自力で交換する時に、多くの場合で必要になります。


⑤ベンリー管

ベンリー管は自由に曲げることができるので、接続するのが簡単です。また、ベンリー管は、実際の感覚より若干長めのサイズを選ぶのがポイントです。


⑥ドライバー

プラスドライバー・マイナスドライバー、両方のドライバーを準備しておくべきです。

3・無理だと思ったらあきらめる

3・無理だと思ったらあきらめる

実際に自分で洗面台の交換を始めてみると「無理かも」と思うことがあるかもしれません。そんな時には、あきらめるのも肝心です。無理矢理洗面台の交換をして、失敗した場合が大変です。水漏れを起こしたり、修理が必要になったりします。

無理だと感じたら、自分で交換するのはあきらめましょう。


・無理だと思ったら業者に依頼

自力で交換できると思っていたが、予想以上に難しいと感じることがあります。そんな時に無理をするのは禁物です。交換に失敗すると水漏れの原因になったり、新しい洗面台がダメになったりします。そのため、無理だと感じたら業者に依頼するべきです。

その際に依頼する業者は水道業者です。水道業者なら大抵の洗面台を交換することができます。そこで、水道業者に商品はあることを伝えて交換を依頼するだけです。交換だけでも水道業者は快く引き受けてくれます。そのため、無理だと思ったら業者に依頼するのがおすすめです。

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第三章:自分で洗面台を交換する理由

第三章:自分で洗面台を交換する理由

自分で洗面台を交換する上ではメリット・デメリット・があります。メリット・デメリットを考えてから、自分で洗面台を交換するのか否かを検討するべきです。そして検討したうえで、メリットが上回っている時には自分で洗面台を交換してください。逆に、デメリットが上回っている場合には業者に依頼するのがおすすめです。

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1・自分で洗面台を交換するメリット

1・自分で洗面台を交換するメリット

自分で洗面台を交換するメリットはいくつかあります。これらを参考に、メリットが上回っていると感じる場合は、自分で洗面台を交換してみてください。

・工賃の節約

一番のメリットは工賃の節約ができることです。洗面台を交換する場合の工賃は3万円~5万円が相場になります。もちろん、業者によって値段は違いますが工賃は必要です。そのため、自分で洗面台を交換することで工賃を節約することができるのです。

・DIYの楽しさを味わえる

自分で洗面台を交換するメリットとして、DIYが楽しめるというのもあります。自分で何かを作るのが好きな人にとって、洗面台の交換は楽しいものになります。だから、DIYが好きな人は自分で洗面台を交換するのがおすすめです。

・自分のタイミングで交換できる

業者に依頼する場合、日程等を業者と擦り合わせる必要が出てきます。しかし、自分で交換する場合には、自分の好きなタイミングで交換することができるのです。このことからも業者に予定を合わせる必要がないのがメリットです。

2・自分で洗面台を交換するデメリット

メリットがある反面、当然デメリットもあります。デメリットの比重が大きい場合には、無理に自分で洗面台を交換せずに業者に依頼するのがおすすめです。

・水漏れの心配

水回りの工事を自分でやった場合、水漏れの心配が付きまとうのがデメリットです。業者に依頼すれば、プロのため失敗の心配がありません。もし万が一失敗しても、施工業者が対応してくれます。しかし、自分で洗面台を交換して水漏れとなったら自己責任です。水漏れとなり、水道業者に修理を依頼すればその分は余分な出費になります。
それなら最初から業者に交換を依頼するという選択肢もあります。

・処分が面倒

業者に交換を依頼すれば、既設の洗面台の処分までやってくれます。しかし、自分で洗面台を交換すると既存の洗面所を自分で処分する必要があります。そのため、自分で処分する面倒は大きなデメリットです。

第四章:まとめ

第四章:まとめ


洗面台を自分で交換することはできます。
思っている以上に簡単にできるので、自分で交換することを挑戦するのもおすすめです。自分で交換することによって、工賃の節約をすることができるメリットがあります。洗面台の交換を業者に頼む場合、工賃が請求されます。そのため、自力で交換することによって工賃を浮かせることができるのです。

ただし、失敗した時に水漏れなどの心配があるのはデメリットです。水漏れすると修理費用で更にお金がかかってしまいます。また、自分で既設の洗面台の処分する必要があるのもデメリットです。

自分で洗面台を交換する場合、メリット・デメリットを検討して選択してください。また、もし自分で洗面台を交換している途中に「無理だ」と感じたら、業者に依頼するのがおすすめです。無理をして洗面台を壊したり、水漏れするようになったりしたら尚更大変です。自分での交換が無理だと判断したらプロの業者に依頼しましょう。

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