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お風呂場、洗面台、トイレが一体化したユニットバスは、単身者用のワンルームによく見られる造りとなります。
面積が狭いこともあり掃除がしやすいかのようにも思えますが、実際にはそんなことはなく、お風呂場付近にトイレや洗面台が密集しているユニットバスでは、複数の場所でカビが生える可能性が高くなります。
カビ自体にも様々な種類がありますが、お風呂場で最もよく見かけられるものといえばやはり黒カビではないでしょうか。

あまり知られていない事実ではありますが、黒カビは人体に有害な病気を引き起こすとされています。
その脅威は並々ならぬものがあり、黒カビが繁殖したままで放置していると重篤な症状が発症することにもなるかもしれません。
そうした事態を未然に防ぐためにも、ユニットバスを常に清潔な状態に維持する必要があります。

そこで今回の記事では、ユニットバスに黒カビを繁殖させないための掃除方法と、なるべく長く清潔な状態を保つための予防法について解説します。
一人暮らしをしていると掃除がつい億劫になりサボりがちになってしまいますが、この記事を読んで改めて掃除の重要性を見出し、自分の健康のためにもできる範囲からこまめに励んでみてはいかがでしょうか。

 


 

第一章:ユニットバスに繁殖する黒カビの脅威とは

第一章:ユニットバスに繁殖する黒カビの脅威とは

ユニットバスの掃除方法を解説する前に、この章では黒カビが及ぼす人体への影響について紹介します。
ユニットバスに繁殖するカビは何も黒カビだけとは限りませんが、カビ類の中でも特にお風呂場でよく見かけられるのが『黒カビ』です。

ユニットバスに繁殖した黒カビが人体にとっていかに脅威であるか、以下で大まかに確認しておきましょう。

1・黒色真菌症の概要とは

1・黒色真菌症の概要とは

病原性のある黒カビによって引き起こされる病気である『黒色真菌症』とは、主に二つの病型があるとされています。
病原性真菌による皮膚病であることは共通しているものの、結節(しこり)を症状とする型のクロモミコーシスと、腫瘤(こぶ)を症状とする型のフェオヒフォミコーシスとに大別されます。
稀に内臓や脳にまで真菌が侵入することがあり、場合によっては症状が重篤化することがあることも分かっています。

2・黒色真菌症の原因菌とは

2・黒色真菌症の原因菌とは

黒色真菌症を引き起こすとされる原因菌は、自然界に当たり前に存在し、かつ肉眼で見ることができる黒カビの一群とされています。
主な種類としては、フォンセカイア・ペドロゾイ、エクソフィアラ・ジャンセルマイなどが挙げられます。

3・黒色真菌症の症状とは

クロモミコーシスでは免疫機能に何ら問題のない方でも症状が見られることがあります。外傷の有無がはっきりとしない場合も少なくありません。

それに対してフェオヒフォミコーシスでは免疫機能が低下している方で、発症しやすい傾向にあります。外傷部位で多く症状が見られることも分かっています。

 

黒色真菌症は基本的に難治性の病気とされており、皮膚に潰瘍が出来てから時には数十年かけて病気が進行する場合があります。
全身疾患にまで発展した場合には内臓に真菌が侵入することもあり、それによって命を奪われる方もいます。

クロモミコーシスでは慢性的な結節が見られ、皮膚が盛り上がって硬くなる角化傾向があるとされています。病変部位の周囲の皮膚は軽度の炎症を起こし、皮膚に腫瘤があるようにも見えることがあります。
その一方でフェオヒフォミコーシスでは表皮自体に何ら変化は見られず、皮下に腫瘤が出来ることが特徴的です。

4・黒色真菌症の治療法とは

黒色真菌症は皮膚病の中でも特に治療が難しいとされる病気の一種であるため、複合的に治療を進めることが多いです。
具体的には抗真菌薬の全身投与、手術、温熱療法などを用いることがあります。

黒カビが原因か分からない場合でも、皮膚に何かしらの異変が見られたらすぐに皮膚科を受診するようにしてください。
稀に全身性の疾患へと発展して内臓へと真菌が侵入してしまうこともあります。
そうなれば命に関わる病気ともなりますので、安易な自己判断はしない方が賢明です。

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第二章:黒カビを繁殖させない掃除方法とは

第二章:黒カビを繁殖させない掃除方法とは

黒カビの人体への悪影響については前述した通りですが、日頃からこまめに掃除してかつ黒カビが繁殖していなければ、黒カビの脅威に晒される必要もありません。
そういう意味合いでも掃除がいかに重要なものなのかお分かりいただけるかと思いますが、だからと言って毎日大掛かりな掃除をしなくてはならないという訳でもありません。

日頃からこまめに掃除しておくことでまとめて掃除する必要がなくなり、結果的に掃除にかかる手間や時間を節約することができます。自分の健康を守り、かつ清潔なユニットバスで快適なひと時を過ごすためにも以下の掃除方法を実践してみることをおすすめします。

1・シャワーカーテン

ユニットバスと言えば浴槽だけでなく付近に洗面台やトイレまで設置されている場合があるので、特に仕切りもなく普通にお風呂に入ってしまうと、辺り一帯が水浸しになってしまうことは分かりきっています。そのためシャワーカーテンが用意されている訳ですが、使用後に何もせず放置したままにすると、すぐさまカビの温床に早変わりしてしまいます。

特にシャワーカーテンはそれ以外の掃除場所と異なり、その柔らかさが何よりのデメリットとして作用します。力を入れるごとに変形するため、通常の掃除方法ではきちんと掃除することができません。そのため以下の方法でシャワーカーテンを掃除すると、カビの繁殖を抑えやすくなります。

 

入浴後には、吸水性の良いタオルでシャワーカーテンの水気をしっかりと拭き取る。

水気を拭いていてなお黒カビが繁殖した場合には、塩素系洗剤を適量の水で薄めてシャワーカーテンをつけ置きしてから、洗剤を綺麗に洗い流す。

 

こうした手順を踏むだけでシャワーカーテンを清潔に保つことができます。その清潔感を長持ちさせるためにも黒カビを繁殖させない予防法を活用する訳ですが、その具体策については後ほど解説します。

2・排水口

2・排水口

一般的な浴室よりも排水口が小さいユニットバスでは、排水口のゴミを取り除くのをサボるだけでも簡単につまってしまいます。その上黒カビにとっては皮脂や石鹸カス、髪の毛などが貴重な養分となるため、長時間そのままで放置するだけでも黒カビが繁殖するリスクが浮上します。そのため以下の手順に沿って排水口の掃除をしておく必要があります。

 

排水口の髪の毛を取り除いたら、先に排水口のカバーを外してしまう。

排水口の部品を解体したところで、全体的にまんべんなく重曹を振りかける。

重曹と同量程度のクエン酸をお湯と混ぜ合わせたら、それを重曹を振りかけた上から全体的に振りかける。

重曹とクエン酸とが反応して泡立ち始めるので、泡立った状態にあえて手を出さず1時間程度放置する。

1時間経った時点でシャワーで排水口の部品も含めて洗い流す。

 

排水口の掃除だけに限らず、重曹とクエン酸とは様々な掃除方法に役立てることができます。今回の掃除方法では重曹とクエン酸とが反応したことで発生する泡を利用していますが、クエン酸の代用品としてお酢を使用することももちろんできます。

ただその際には掃除中にお酢の匂いが浴室内に充満することになりますので、お酢の匂いが苦手な方であればクエン酸を使用した方がいいかもしれません。

3・ゴムパッキン、浴室扉

ゴムパッキンに関しては市販されているカビと異なり、洗剤を利用する掃除方法が一般的となります。その具体的な手順については以下のようになります。

 

黒カビが目立つゴムパッキン部分に、カビとり洗剤をまんべんなく吹きかける。

少し多めに吹きかけたら次に、ラップやキッチンペーパーを利用して吹きかけた部分を完全に覆ってしまう。

なるべく隙間なく密着させたら、その状態のままで半日以上放置する。

黒カビが完全に取り除けたことを確認したら、シャワーで綺麗に洗い流す。

 

黒カビに限らずカビ類とは酸素に触れている状態では決して死滅しないため、いかに酸素に触れさせないかが重要となります。上記の方法ではラップやキッチンペーパーで洗剤を振りかけた部分を覆ってしまいましたが、以下の掃除方法では少しだけ方法が変わってきます。

 

塩素系洗剤に片栗粉を混ぜ、少しずつとろみを付けながらゴムパッキンに付着しやすい固さになるまで微調整する。

黒カビが目立つ場所へと、とろみ付き洗剤を乗せて半日以上経つまでそのまま放置する。

半日以上経った時点で、その片栗粉ごと汚れをしっかりと洗い流す。

 

掃除するのに片栗粉を使うことに抵抗がなければ、こうした方法でゴムパッキンの黒カビを死滅させることもできます。ゴムパッキンの掃除方法について注意点を挙げるとすれば、必要以上にゴムパッキンを塩素系洗剤でつけ置きしないことです。ゴムパッキンの耐久性の問題でもありますが、必要以上に長時間放置してしまうとゴムパッキン自体が傷んでしまいます。時間を置き過ぎないよう十分注意しましょう。

4・浴槽

4・浴槽

ユニットバスでは自分の体を洗ったり、湯船に浸かったりする浴槽も綺麗にしておかなければ、カビや水垢などの温床となりえることがあります。自分の体を綺麗にするはずがかえって自分の体を汚すことにもなりかねません。そうした状況から脱却するためにも、以下の掃除方法を試してみるといいでしょう。

 

入浴後のお湯をそのまま抜かずに、1カップ分の重曹を溶かし入れる。

普段使っている風呂桶や椅子もあれば、湯船の中でつけ置きしておく。

翌日になったらお湯を抜き、スポンジに粉の重曹をしっかり含ませたら浴槽をさらに軽く擦り洗う。

仕上げとしてシャワーで浴槽全体を綺麗に洗い流す。

 

浴槽のお湯をそのままにしておくと浴室内が湿気で満たされた状態になるため、追い炊きしたり洗濯物を洗うのに使う予定がないのであれば入浴後すぐに抜くべきではあります。しかしどうしてもお湯を置いておきたい場合には蓋をして、少しでもその水分が空気中へと蒸発しないよう事前に対策しておく必要があることは言うまでもありません。

5・天井

一般的なお風呂場であろうとユニットバスであろうと、天井がどちらか一方だけ低いということも恐らくはありません。
ただ手の届かない天井であっても定期的に掃除していなければ、結局はカビが繁殖しやすくなることは目に見えています。
そのため以下の手順にて天井の掃除も行う必要があります。

 

市販されているクイックルワイパーの先端をキッチンペーパーで覆う。

その部分にアルコールをなるべく多めに吹きかける。

ある程度しっかりと濡らしたら、そのクイックルワイパーで天井全体を角まで含めて綺麗に拭き上げる。

 

通常の掃除であれば手の届かない天井であっても、クイックルワイパーを活用することで四隅まできちんと掃除することができます。天井にカビが繁殖してしまうと、頭上から胞子が降り注ぐことにもなってしまいます。胞子を吸い込めばアレルギー反応や病気になることも十分考えられますので、表面的には綺麗に見える場合であっても月に一度くらいは拭き上げておいた方が無難でしょう。

6・床

6・床

床がタイル張りであれば、特に目地の部分にカビが繁殖しやすくなります。床は皮脂や石鹸カスを洗い流したお湯が流れる場所ですので、きちんと掃除しなければぬめりが出てきて、やがてはカビにとっての格好の繁殖場所となってしまいます。床についても以下の手順で掃除をしておかなければなりません。

 

水200mlに重曹小さじ2杯を混ぜて、あらかじめ重曹水を作ってスプレーボトルに入れておく。

床全体にまんべんなく重曹水を吹きかけたら、その上からクエン酸水を吹きかけていく。

重曹とクエン酸が反応し合って発泡し始めるので、汚れが泡ごと浮き上がるまで20〜30分程度放置する。

時間が経ったらお湯で床全体を洗い流す。

 

この方法で掃除すれば、自力で擦り洗うことなく床のカビを取り除くことができます。ただ黒カビに関しては根が深くなると重曹とクエン酸だけで取り除くことはかなり難しいかもしれませんので、その際はカビとり洗剤を利用するといいでしょう。具体的な手順については以下のようになります。

 

カビとり洗剤を黒カビが目立つ部分に、多めにかける。

カビとり洗剤をかけた上から、ラップやキッチンペーパーをかぶせて半日以上放置する。

つけ置きが完了したら、かぶせた物をよけてシャワーで床をしっかりと洗い流す。

 

カビも付着して間もなければ、中性洗剤とスポンジだけでも簡単に掃除することができます。
特に浴槽と床の隙間や、壁と床の隙間にピンク色のぬめりがつきやすくなりますので、厳密にはカビによる汚れでもありませんが重点的に掃除しておく必要があります。

7・浴槽蓋

7・浴槽蓋

黒カビ防止にも役立つ浴槽蓋ですが、凹凸のあるタイプですと凹の部分に黒カビが繁殖することもよくあります。
そうした場合にはカビとり洗剤を使うか、あるいは重曹を使うかでカビを効率良く取り除くことができます。その具体的な手順については以下のようになります。

 

カビの目立つ部分を事前に乾燥させておく。

カビとり洗剤を多めにかけたら、その上からラップやキッチンペーパーをかぶせる。

半日以上放置してから、シャワーで洗い流す。

 

これはカビとり洗剤を使用した場合ですが、重曹を使用する場合だと以下のような手順になります。

 

クエン酸水をあらかじめ用意したら、カビが目立つ部分に吹きかけておく。

その上から重曹を振りかけると発泡し始めるので、20〜30分間はそのままで放置しておく。

時間をある程度置いたら、シャワーでまんべんなく洗い流す。

 

浴槽蓋の凹凸はある程度隙間が大きいですので、付着してすぐであればスポンジと中性洗剤だけでもカビ汚れを洗い流すことができます。
黒カビの根が深くなればなるほどつけ置きする時間が長くなってしまいます。可能であればカビ汚れが軽度のうちに掃除してしまった方がいいでしょう。

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第三章:黒カビを繁殖させないための予防法とは

黒カビを掃除で完全に取り除いたら、なるべくは清潔な状態を長続きさせたいものです。
そこで黒カビを繁殖させないための予防法を知っていれば、清潔な状態を長続きさせられるだけでなく、日頃の掃除でもかなり楽をすることができます。
掃除が苦手である方にとっては、一度綺麗にしてしまえばある程度の手抜きができることはとても嬉しいことなのではないでしょうか。
以下でその予防法について解説していきますので、日頃の掃除を適度にサボりたいのであれば予防から積極的にしてみてはいかがでしょうか。

1・入浴後は冷水シャワーをかける

カビが最も繁殖しやすいと言われる温度は20〜30℃と言われており、たとえユニットバスであっても湯気がこもればその程度の温度まで上昇することは容易に想像できると思います。そのため入浴後には浴槽や壁などに冷水シャワーをかけておくだけでも、カビの繁殖を防止することができます。

冬ともなると冷水を出すだけでも体が冷えかねませんが、春や夏であればそれほどつらい方法でもないはずです。ユニットバスの温度を常に低い状態に保っておくだけでもカビの繁殖防止ができますので、結果として日頃の掃除が楽になることは言うまでもありません。

2・換気扇を常に回しておく

2・換気扇を常に回しておく

カビが繁殖するための条件の一つに、湿度の高さがあります。
湿度が70%以上になるとカビにとってお誂え向きの環境となりますので、換気扇を常に回しておくことで乾燥した空気をユニットバス内に充満させることができます。

換気扇を24時間365日回し続けるとなると、電気代が気にかかる方も多いのではないでしょうか。
しかし一ヶ月分に換算したところで、換気扇を回し続けるのに必要な金額は平均300円といったところです。頑固な黒カビを取り除いてもらうための高額の掃除代に比べれば、月々の金額にしてもまだ安いのではないでしょうか。

3・風呂桶や椅子は凹面を下向きに置く

ユニットバスの面積は限られていますので、何かしらの物を床上に大量に置くようなことは基本的にはないかとは思います。
しかし置いている物が少なくても接地面積が大きいほど、ぬめりが出やすくなることは否めません。
とはいえ風呂桶や椅子を浴槽内に置いておくのも不便ですし、結局のところは浴槽内の床面でぬめりが発生するだけです。

床面のぬめりをなるべく軽減するためにも、風呂桶や椅子の置く向きを通常の逆向きにしておく必要があります。
つまりは凹んでいるはずの向きを床面に向けて、なるべく接地面積を最小限度まで減らす努力が今回のような場合には必要だということです。
換気扇をいつでも回しておいて帰りが遅かった場合には別途対策するのとで、精神的なストレスも少なく掃除をすることができます。

4・週に1〜2回はこまめに掃除する

4・週に1〜2回はこまめに掃除する

とはいえ何の掃除もしないままでは、すぐに黒カビが繁殖してしまいます。
そのため週に1〜2回程度はユニットバスの軽い掃除を行なっておいた方が無難ではあります。何も大掛かりな掃除を毎日こなせという訳ではありませんし、きちんと定期的に行えるのであれば、毎回ユニットバスの一部分だけ掃除するのでも一向に構いません。

こまめに掃除していれば多少カビが生えたところで、付着して間もなく掃除できる可能性が高くなると同時に、スポンジと中性洗剤だけでの掃除でもカビ汚れを取り除くことができます。頻度が高ければそれだけ1回の掃除にかかる時間や手間が少なく済みますので、掃除することに対するストレスを軽減しながら働くことができます。

5・床を撥水剤でコーティングする

タイル張りの床の中には、撥水性の低い材質でできたものも含まれる場合があります。
そうした場合には床一面を撥水剤でコーティングしてしまうことで、床に黒カビが繁殖するリスクを低くすることができます。

床の撥水性をあらかじめ高めておくことで、実際に入浴中にお湯が飛び散ってしまったところで、床上のお湯の乾きが早くなることは言うまでもありません。
壁の撥水が悪い場合でも撥水剤をうまく活用することで、ユニットバスの浴室内の湿度もまた十分コントロールしやすくなります。

6・定期的に換気扇の掃除も行う

6・定期的に換気扇の掃除も行う

いくら床や壁が黒カビの繁殖しにくい状況ではあっても、換気扇自体にそもそも黒カビが繁殖していては元も子もありません。
天井に位置するため、自分の身長によっては解体すること自体そもそもできない可能性もありますが、できる範囲で換気扇の掃除はきちんとしておくべきです。

乾燥した空気をユニットバス内に送り込むはずの換気扇が、そもそも黒カビまみれではその換気扇を通過する空気までもカビで汚染されてしまいます。
そうなればいくらユニットバス内を衛生的な状態まで清潔にしたところで長続きはせず、また清潔にしているにも関わらずカビが繁殖するきっかけになるとも分かりません。

 

自力での掃除が難しい場合には業者に頼むことも検討し、なるべく頑固な汚れに発展させることなく掃除を適宜済ませていくことが大切です。

第四章:まとめ

ユニットバスの掃除で共通して言えることは、掃除する場所に余分な水分があるだけでも洗剤の効果が薄れてしまうということです。
そのためユニットバスでは常に換気扇を回すようにし、かつ濡れた箇所はすぐさま拭けるよう吸水性の良いタオルを用意しておくことで、洗剤の効果を最大限に発揮しながら掃除を進めることができます。

ユニットバスに黒カビを繁殖させないためには、養分となる石鹸カスやぬめりなどはなるべく取り除く、常に浴室内を乾燥させておくことが一番です。

そうした状況で適切な掃除をすることで、黒カビを根本から取り除くことも可能となります。
黒カビに現在進行形で悩まされている方は、この記事で紹介した掃除方法を少しずつでも実践して、黒カビのいない浴室内で快適なひと時を過ごせるよう努力してみるのもいいかもしれませんよ。

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