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第一章:水漏れ起こした時の費用相場を箇所別ご紹介

1・水漏れの費用相場①トイレまたはトイレタンクからの水漏れ

ご家庭での水回り、毎日使う箇所だからこそトラブルが起こりやすいのも事実です。水漏れになってしまうと困る場所として、一番にあげられるのは、まずは「トイレ」

トイレの水漏れの場合、どのような箇所からの可能性が考えられるでしょうか。便器本体、トイレタンク、給水や排水のパイプ、床下、など様々。
一日の利用回数も多く、家族が多いご家庭はなおさら、一刻も早く直したいのはもちろんですが、構造が複雑でわからなかったり、専用の道具がないと処置ができなかったりするので、お手上げ状態にも。

でも専門業者に修理を依頼すると、一体どのくらいの金額がかかるのかわからず、悩んだり不安に思ったりする方も多くありませんか?専門業者に「水漏れ」の修理を依頼した場合の費用について、ここからは詳しく調べてみることにしましょう。

もちろん業者によって異なりますが、まずは基本料金が平均として3000〜4000円かかります。それに加え、場所によっては出張費、早朝や深夜などは別途料金が発生します。基本料金、出張費は、どの箇所の場合でも共通してかかりますので、まずは覚えておいてください。

実際に担当者が自宅に来たら、現地を調査し原因を特定、具体的な作業に入って行きます。簡単な調整作業やパッキンの交換であれば約4000円、トイレタンクの部品の交換だと、箇所にもよりますが6000〜12000円がかかります。

また、給水管に不具合があり、交換をする場合は5000円。床や便器の間の水漏れの場合は、コーキングといって目地や隙間の部分にコーキング材と呼ばれるゴムのようなものを流し込み、水漏れを防ぐ加工があります。

また、フランジという、便器と床を接続する部分も、劣化やゆるみなどにより、水漏れの原因のひとつに。コーキングやフランジの交換の場合は、それぞれのトイレの状態により一概には言えませんが、おおよそ10000円の場合が多いようです。

ただ、もし便器自体に割れやヒビがあり、それが原因で水漏れが起こっているようであれば、最悪、便器の交換という場合もあります。

また、最近ではウォシュレットの水漏れも考えられます。ウォシュレット、一般家庭での普及率は80%とも言われており、清潔志向や機能性の高まりにより、いまや設置が当たり前の状態にもなってきました。

ただし、ほぼ毎日使われる分、水漏れをはじめとした故障も多く見受けられます。ウォシュレットの調整や簡単な部品の交換であれば、その種類や状態にもよりますが5000円程度がかかります。ただし、ウォシュレット自体を交換しなくてはならない場合もあり、その場合は本体代金と設置料金がかかります。

2・水漏れの費用相場②台所からの水漏れ

次に、水漏れのトラブルが起こりやすい「台所」の水漏れについて見ていきましょう。台所では大きく2つの原因箇所が考えられます。

トイレと同様、まずは基本料金が3000〜4000円かかります。それから調査し原因を特定、具体的な作業に入って行きます。

まず1つめは蛇口。パッキン部分やカートリッジなどの部品の交換で済むようであれば、4000〜5000円程度の場合が多いようです。もし、蛇口自体を交換しなくてはならない場合は、10000円〜15000円の作業料に加え、本体代金がかかってきます。

ただし、混合栓というお湯とお水がいっしょに出てくるタイプや、浄水機能付きのもの、レバータイプなど、台所の水道は様々な種類がありますので、種類によってももちろん値段が異なってきますのであくまえも参考まで。もし古い蛇口を使っていた場合は、用途や目的に応じて新しいものに変える良い機会にしてもいいですね。

2つめはシンクの下からの水漏れです。接続部のゆるみや劣化、ホースの不具合、などが考えられます。台所の規模や面積によっても変わってきますが、10000〜15000円の場合が多いようです。最悪の場合、シンク自体の交換ということもありますので、その際は別途シンク自体の取り寄せや設置がかかってきますので、金額と時間が必要となりそうです。

他に、浄水機や食器洗浄機を使用している場合は、そこからの水漏れの場合も最近増えているようですが、電化製品かつ、種類によって使用や構造も大きく異なるため、一概に修理費用を出すのは難しいところ。専門業者、もしくは購入した製品のメーカー問合せ窓口等にまずは相談をすることをおすすめします。

3・水漏れの費用相場③その他の場所からの水漏れ

他に考えられる水漏れ箇所といえば、洗面所。洗面所では、台所同様、蛇口と流し台の下、排水部分の水漏れが多くあげられます。金額も台所と同様、パッキン部分やカートリッジなどの部品の交換で済むようであれば、4000〜5000円程度の場合が多いようです。

もし、蛇口自体を交換しなくてはならない場合は、10000円〜15000円の作業料に加え、本体代金がかかってきます。台所と違うのは、浄水機や食器洗浄機がついていないこと。その分作業も簡易に済むようです。また、トラップと呼ばれる排水管部分が原因で交換が必要な場合は、15000円程度がかかります。

また、洗濯機付近にも水漏れの可能性が。洗濯機での水漏れの多くは排水について。排水付近から水があふれるように漏れ出る場合は、排水管のつまりの可能性が。この場合は5000円程度がかかります。給水の場合は蛇口からの水漏れです。先に記載した台所や洗面所に比べると、洗濯機の蛇口はシンプルなものが多いので3000円程度をみておくとよさそうです。

他には、天井からの水漏れも。この場合は、上階での排水のトラブルや、雨漏り、天井に雨水がたまり染み出てくる、など、様々な理由が考えられます。原因が上階にありそうなとき、まずは管理会社へ連絡をするようにしましょう。

下階でいくら対応をしても、大元となる部分が解決しなければ、水漏れはずっと続いてしまいます。修理が完了するまで、まずは真下にある家具や家電を寄せたり、新聞紙や雑巾を敷いたりと、二次被害が起こるのを防ぐことを行いましょう。

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第二章:水漏れの費用相場を徹底比較、水漏れは自分で直せる

2−1:水漏れを自分で直す方法、費用相場はおいくら?

水漏れについて、これまで見てきましたが、トイレをはじめ、台所でも洗面所でも、起こってしまっては大変ですし、一刻も早く対処したいところ。もし状況がそこまでひどくないようであれば、ご自分で直すことも。そのための方法と費用について、次は見ていきましょう。

蛇口部分

まずは台所や洗面所、洗濯機などにも共通するのは、蛇口。まずは水がこれ以上もれて被害が拡大しないよう、作業をする前に必ず給水の元栓を締めてから行うようにしてください。

基本的な構造としては、ハンドルの真下にある「スピンドル」「コマ」を押しつけ、「パッキン」で水を止めています。ハンドルを緩めると「スピンドル」があがり「コマ」も押し上げられ水が出るようになっています。
ですので、「コマ」「パッキン」といった水を止める役割をする部品が破損したり消耗されたりすると、水漏れが起こるようです。レンチという工具でハンドルの下のボルトを外し、部品の交換をしてみてください。いずれの部品も、ホームセンターで購入出来、金額も150〜200円程度と安価です。

ただし、洗面所や台所では、レバータイプや、浄水機能としてカートリッジが付属されているものなどは、複雑な構造になっているので、作業も複雑化してきます。その際、作業は十分にお気をつけください。

トイレ

トイレの場合はどうでしょうか。トイレの場合も、作業の前に必ず給水の元栓を締めてから作業してください。

まずは給水管付近について。トイレタンクへの給水は、壁に接続している部分と、タンクに接続している部分と、2箇所があります。まずはボルトにゆるみが無いかをチェックしましょう。

また、接続部分には必ずパッキンがついていますが、パッキンの劣化が水漏れの原因の可能性ということもあります。パッキンは蛇口と同様、ホームセンターで購入出来、金額も150〜200円程度です。

最近はタンクレストイレが増えてきましたが、タンクからの水漏れもいまだ多い原因です。タンク内のホースに外れや穴がないかをまずはチェックしてください。オーバーフロー管というタンク内の水位を調整する箇所に不具合があると、タンクから水が溢れてしまいます。オーバーフロー管自体は2500〜4000円程度。タンクの種類によっても異なりますし、メーカーからの取り寄せの場合は、さらに送料がかかる可能性もあります。

また、排水パイプという、タンクと便器の間のパイプからの水漏れの場合はどうでしょうか。まずはボルトのゆるみがないか、確認をしましょう。

ボルトのゆるみがなければパッキンの可能性が。ただ、排水パイプの場合は、止水栓を止めるだけでなく、タンク内の水もいちど空ける必要があります。すこし大変ですが、さらなる水漏れ被害を防ぐため、きちんと気をつけましょう。

もし、パッキンを交換するのが大変ということであれば、専用テープをつかって応急処置をすることができます。ホームセンターなどで水栓修理用として、気軽に購入ができます。女性でも簡単に作業できますので、こちらもおすすめです。

簡単な修理、必要な工具はマイナスドライバーやレンチが必要となります。レンチがご自宅にない場合は買う必要がありますが1000〜3000円くらいが一般的なようです。パッキンは150〜200円、修理用専用テープは1500〜3000円で購入できます。

それぞれそこまで高くないのと、工具などは他の用途にも使えますので、ひとつご自宅にあってもよいかもしれません。

2・水漏れ修理は、初心者には危険?費用増場が膨らんでしまうことも

このように、簡単な修理であれば、ホームセンターで道具を買い、比較的安価な材料で、ご自宅でも修理が可能な場合もあります。
しかし、あくまでも“簡単な”修理の場合ですし、根本的な解決をしていない場合は再発する場合も十分考えられます。

蛇口からトイレ、お風呂まで、水回りは日々どんどん進化しており、構造や機能も大変複雑化しています。簡単に、安価で修理が済ませられればとても有り難いことではありますが、その分、下手に手をつけてしまうと、悪化したり、他の部分にも影響したり、故障させてしまったりして、費用がそれ以上かかってしまうケースも。

また、台所の浄水器や食器洗浄機、洗濯機など、水回りに高価な家電製品が付属している場合はさらに注意が必要ですし、水漏れを放置してしまうことで、カーペットやフローリング、さらにはマンションの場合は階下のおうちにまで被害が及ぶこともあります。

早急かつ確実な対応と処置が必要な水回りの水漏れ修理。たしかに専門業者へお願いをすると料金がある程度かかってしまいますが、その分安心してお任せすることができ、必要以上の被害や費用の拡大も防ぐことができるので、安心とも言えるのではないでしょうか。

3・水漏れの際は、悩まず専門業者にお任せしましょう。

水漏れが起こった場合、すぐにしたいのはなにより「専門業者へ依頼すること」です。インターネットで検索すれば、おうちにある道具で簡単に直す方法を調べたり、部品や工具を購入したりことは、誰でもできるようになりましたが、それが確実に修理完了につながるかというと一概にそうとは言いきれません。

素人判断で安易に修理をし、しばらくしてしまったら再発する可能性も多いに考えられます。毎日使い、更にはウォシュレットや浄水器、食器洗浄機、洗濯機など、高価な電化製品が近くにある水回りだからこそ、安心安全と確実さを重視して、ぜひ専門業者への修理を依頼しましょう。

さらに大切なのは、どの業者に頼むかを、しっかり比較・検討することです。電話帳やインターネットで調べると、実に多くの修理業者が出てきます。ここから、サービスの内容や料金を見て依頼先を決めて行きます。HPで事前に、修理箇所や状況毎に費用を一覧表記している業者もありますし、利用した方による口コミを見ることもできます。

また、水回りのトラブルというと、どこのご家庭でも起こったことは必ずあるはずなので、ご近所やお友達に、専門業者のおすすめはないかを聞いてみるのもよいかもしれません。判断材料のひとつにしてみてください。

ただし、中には、困った状況を利用した悪徳業者も存在します。「見積無料!」「出張費無し!」などとうたい、見積や出張自体は無料でも、作業料がその分高額だったり、提示した見積もり金額にどんどん上乗せして最後には多額の請求をしたり、簡単な修理で済むところ部品を交換するなど作業を追加させたり、というトラブルもあるようです。素人目にはなかなかその判断は難しく、作業が完了したあとだと言い出しづらく、そのまま仕方なく支払ってしまい泣き寝入りをしてしまうことも。

HPやチラシ広告のコピーや表記を鵜呑みにせず、申込の次点でしっかり確認をすることがまずは大事です。器具等の交換や追加の作業を求められた場合も、すぐに返信をせず十分に説明を受け納得をしてから契約や作業開始をしてもらうように。

もし納得がいかない場合は、まずは見積までにし、他の業者へ依頼することも良いかもしれません。緊急時にもあわてずに、冷静に対応ができるよう、十分に気をつけるようにしましょう。もし万が一、契約や支払いをしてしまってから気づいた場合は、お住まいの区市町村の消費者センターなどの窓口に相談をしてみてください。

また、マンションなどの集合住宅や賃貸物件の場合は、管理会社と契約をしている修理業者が存在することもありますので、まずは管理会社に連絡をしてみましょう。契約している専用業者があるときは紹介をしてくれますし、状況によっては修理費用を管理会社が負担してくれる可能性も。

逆に、個人で勝手に手配をしてしまい、修理完了後に管理会社に報告をしても、費用負担をしてもらえないことも。まずは管理会社への連絡と相談をおすすめします。

なにより大切なのは、日々のチェックと細かなお手入れを欠かさないこと。ちょっといつもと違ったり、すこし水漏れがはじまったりしたら、すぐに確認と対処をするようにしましょう。

初期のうちにすぐ対処をすれば、修理の金額や手間もすこしで済みます。放っておいて、あとから取り返しのつかない状態になると、金額も手間もかかり大変なことに。毎日の快適な生活が送れるよう、日々のメンテナンス、ぜひ心がけてみてはいかがでしょうか。

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