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ご家庭でのウォシュレットの普及率は、少し前のトイレ事情からみても多くの家庭で使用されるようになりました。
もう、ウォシュレットなしのトイレは考えられないという人も多く、各施設のトイレも殆どがウォシュレットになっていることも多いですが、その分ウォシュレットの故障や、トラブルなども比例して多くなっています。
ご家庭で使用しているウォシュレットが急に故障してしまったり、水漏れで対処できなかったり、シャワートイレが急に動作不良を起こしてしまい、お困りの経験がある方も多いかと思います。
故障かどうかの判断も難しいと思いますが、そもそもそういった状況になった時に自分で対応可能なのか、自分で修理して直せるものなのか、判断に困りますよね?
もし自分で直せるならいいのですが、業者や、メーカーに依頼しないといけないのか、判断がつかないことが普通です。
そこで今回こちらでは、トイレウォシュレットの様々な症状について、自己解決できる状況と依頼した方がいい状況など、トイレトラブルについてご紹介していきます。
目次
第一章 : 自己解決、自分で修理する前に
もしも、自分で修理したり、自己解決できそうだな…と思って行動する前に!いくつかの注意点と必ず確認してほしい重要事項がありますので、そちらをきちんと把握しましょう。
止水栓を必ず止めましょう。
まず第一に止水栓をしっかり止めて、必ず止まっていることも確認して作業に取り掛かりましょう。
ウォシュレット本体の電源の取り外し
とても危険ですので、ウォシュレット本体の電源は必ず取り外しましょう。アース線なども外れているかしっかり確認して、電源が入らない状態で作業に入りましょう。電源が入ったままですと、感電の危険性もあり、大変危険です。
第二章 : トラブルを自己解決できる症状
自分での修理が可能かどうかについて、まず、ウォシュレット、シャワートイレの症状によっては自分での修理でも直るケースは結構あり、メーカーや業者への依頼が不要の場合は自分で修理してしまいましょう。
修理が不可でも新しくウォシュレットを購入し、交換する場合は、自分で本体の取り外しから新品の取り付け作業をする必要がありますが、意外と簡単に設置する事ができますので、交換が必要な場合でも自分で作業してみましょう。
・ウォシュレットノズルのつまりが原因
ウォシュレットのトラブルで多い原因の一つである、ノズルから水が出なくなったり、ノズルから出る水の勢いが弱くなってしまったなどの、ノズルのつまりが原因のトラブルは、ほとんどが自分で解決できる事が多いです。
先ずは水量が弱に設定されていないかを確認しましょう。もしされていなければ、元栓が閉まっているか、閉まりかかっているかどうかの確認しましょう。
続いて給水管など便座以外の箇所で水漏れになっていないかどうかも合わせて確認しましょう。
もしも水漏れが起きているようであれば、ウォシュレットやシャワートイレから出る水量も減っていることが多いです。
これらの症状が確認できる場合は、ウォシュレットノズルのつまりが原因となります。
・フィルターのつまりが原因
ノズルの掃除したが、症状が解決しないといった場合はフィルターの目つまりが原因となっていることがあり得ます。長い間フィルターを掃除しないと細かな汚れが溜まり、水の流れを止めてしまっているのです。フィルターが設置されていないタイプだと給水ホースとウォシュレット・シャワートイレ本体との接続部分に汚れやゴミが溜まっていますので、これらを取り除きましょう。
フィルターの掃除方法は、フィルター取り外す際は手順を間違えると水漏れの原因ともなりますので、正しい手順で取り外しましょう。
- 1.トイレの止水栓をとめましょう。
- 2.給水ホースと本体が接続されているフィルターの蓋を外しましょう。
- 3.フィルターを取り外したら、たまっている汚れをすべて取り除きましょう。
- 4.綺麗になったフィルターを元の位置に取付けましょう。
- 5.さらに先ほどの手順の裏返しで元に戻します。
- 6.全て正常に取り付け終わったら最後に動作確認を行い、正常に動作する事を確認しましょう。
ご使用の便座タイプによっては、フィルターの設置箇所は異なりますので、付属の説明書を確認しながら行うようにしてください。なお、フィルターを掃除しながら普段はなかなか掃除できない配管内部も合わせて清掃しておくと他の掃除の手間も省けます。つまりの主な原因は汚れになりますので少しでも汚れを減らすことが、ノズルのつまり防止に繋がりますので心がけておきましょう。
・汚れが溜まってのつまりが原因
トイレに限りませんが、トイレ内で使用されている水道水に含まれるカルキが固まってしまったり、カビや尿石などによってノズルの穴がつまりが原因となってつまることがあります。
その場合は塞いでるものを掃除するだけで解決します。最近のウォシュレットやシャワートイレにはお掃除機能がついているタイプもあり、ノズル掃除などの機能を使うと自動的に掃除をします。
もし機能がない便座であれば、ノズルを引き出して塞いでいる汚れを落としましょう。
ノズルを引き出す際は洗浄ボタンを押し、ノズルが少し出てきたところで電源プラグを抜来ます。
するとノズルが出た状態になりますので、引き出して塞いでいる汚れを完全に落とせば解消されます。戻す際は電源プラグを再度挿して元の状態に戻して終わりです。
・ウォシュレットの水漏れが原因
ウォシュレットやシャワートイレの便座と繋がっている配管からの水漏れでのトラブルは自分で直すことも容易です。
元栓が開きすぎている状態だと水漏れの原因になります。止水栓の開閉後に調整の具合が悪く、開きすぎの状態ですと、どこからも水漏れがかくにんできないのに、床に水が溜まってしまったり、以前に水漏れになってしまったことがある場合ですとこの症状が再発しやすく、元栓の開けすぎの可能性があります。
そういった場合は元栓の開きを調整し、元栓を完全に閉めてしまわないように、少しだけ閉めて調整しましょう。
・配管と機器の接続不良が原因
配管の接続部から水漏れしている症状の場合は、ナットやボルト部分の緩みが原因となります。器具や部品の経年変化によるものだったり、日頃のトイレ掃除をする際に振動によって緩んでしまったりと様々な要因があります。
こううした症状の場合は、レンチやスパナなどの工具がありば簡単に調整できますので、配管の接続部のナットやボルトを締めましょう。
錆び付いて動かない、動きずらくなっている場合は、工具で当該部分を掴みながらハンマーで最初は軽く叩きながら徐々に回わすと外すことができます。
その際に締めすぎないよう気を付けます。配管の接続部を締めすぎると、配管に余分な圧力が集まって破損しますので、強く締めすぎないよう加減しながら締めます。
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第三章:販売元メーカーやトイレ業者での解決
ウォシュレットやシャワートイレの使用年数は、販売メーカーや商品にもよりますが、大体8~10年ほどになりますので、経年劣化での故障や、反応しなくなってしまう場合は本体基板などの交換でなることもあります。
しかしながら販売メーカーも基盤だけ販売していることは多くありません。メーカーへ修理依頼と言う事になりますが、古い商品で10年以上経過している古いものは、当然ながら生産や製造が中止となっていることが殆どの為、取り寄せ不可となり、便座、ウォシュレット自体の交換になってきます。
その際の注意店としましては、専門業者に依頼した時に製造が終了した機種ですと修理ができずに、出張見積り料金だけとられたなんてこともよくあります。
メーカーへ修理の依頼をする前に、機種名や品番を確認して修理可能かどうか、電話で確認して無駄な出費にならないようにしましょう。
第四章:トイレの様々なトラブル!緊急事態になったら迷わずお問い合わせください
今回ご紹介したような症状で、お困りの方の場合は自分で修理でき、自己解決で済むケースになりますが、その他の症状やどうしても素人での修理が困難で専門業者でないと直せなかったりやトイレの交換が必要なトラブルも起こることは多々あります。急なトラブルは誰にでも起こりえますので、どうしても自分で対応できないようなら、悩まずすぐに販売メーカーや水道業者にお問い合わせください。